扱うのが遅くなってしまったけど、Posterous が Twitter に吸収されました。

どちらのユーザーアカウントを所有しており、なおかつどっちかといえば Posterous の方がより好みであった。というよりも twitter のことをもう放り投げてしまったボクとしては、なんか寂しいです。ボクが悲しかろうが寂しかろうが、世の動態がそのようであることくらいは一見して、いや一見せずとも耳聞だけでも十二分にわかりますので、民主主義でありかつ資本主義である世の判断として今回の決着は自然なんだろうと思います。
本来ならばまず Tumblr あたりに買収話がいってでも Tumblr にヤダよって断られて、その後に何件かの紆余曲折なんかもあって今回の Posterous にたどりついたのだ。とかおもうと、いやそんな事実は聞いたこと無いので空想ですよ、でもなんかもうTwitterみたいなもんは一生涯振られつづけて生きてゆけば良いザマだとか思います。なにこれ、ジェラシーか。

いやほんと真面目に。Posterous っていうのは、どういうわけだかメールで投稿が出来ることがウリのマイクロブログサービスというなかなかマスには受けないユニークかつアグレッシブな思い込み展開を身を以て実践していたサービサーです。一定サービスが軌道に乗ってからも、かなり地味にシュワルツェネッガーを登用したPR作戦を実行したりもしました。そういうニッチに挑戦的なサービサーこそが、生き残れる世であればいいのに。

実際のとこ、Posterous を好んで選んで使ってきたユーザーたちがその中で自分にとって相応しいと感じた各種の機能をムードを、twitter で代行できますかっていうとまずそれはできないのだから、何を言っておるんだ?というのがこの買収の件を聞いたときの最初の直感であったのです。相互に代替にはならないんだよ。そういったことを込みで、この先をどんな風にして相互に束ねてゆくのか、あるいはPosterous 側のユーザーアカウントだけ引っこ抜くか、それはそれでこの先が興味深いです。


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