つい先日から使い始めている Mac 用ブログ投稿アプリ、MarsEdit。
まだ無償トライアル期間内で、全然使い込んでるとは言いがたい段階ではあるのですが、それでなおこのアプリ非常に調子良いです。記事作成編集時にモニター上編集画面をめいっぱい広くとれることと、ローカルで書く気軽さが好感触であるというような旨を当初の感想として書いてみましたが、しばしアプリを利用してさらなる良さを感じはじめてるので、メモ。
結論の方を先に回すと、ローカルドラフトの機能が非常に調子良いです。もしかするとより優れたソフトが存在してるかもしれないけど探し出すの大変だし、もうほとんど買いで確実。MarsEdit のローカルドラフトとは文字通り、Mac ローカルに投稿予定記事のドラフトを保持しておく機能でして、メールで言えば草稿箱。なんてこたない機能ではあります。が、しかしながら、これができるというのが物忘れが多く、遅筆であり、ブラウザ越しWPへの入力が少々苦であるボクにはもってこいなのです。
実は個々暫くというか結構長い間、ブログへの投稿予定記事のドラフトの扱い方について紆余曲折してきておりました。過去にはサーバー上の WordPress 内に普通にドラフト保存してました。その後は緑の象 Evernote に保存するようになりました。それからより Evernote よりも手軽感あるwebサービス catch.com へタイトルだけやアイデアだけを保存するスタイルへ転向しまして。そこから再びの Evernote 回帰。そしてついぞ最近までは、ナンセンス甚だしいのですが、OmniFocus にタスクと同時にメモとして記事本文を書き付ける愚行に至ってしまった、そんなようなことの次第。
まだ決定打になるのかどうかは定かじゃありませんが中々の確率で MarsEdit は上のような記事ドラフト保存先の闘いを終幕へ誘ってくれるかもしれません。もちろん、ローカルドラフト機能で、です。
MarsEdit を導入したならもはや、記事タイトルもタグもカテゴリーも、画像も、もちろん記事本文も、投稿に必要なほとんど総てを、思ったときにローカルドラフトへぶち込んでやればよいのです。そして Save as Draft しておけば良いんです。MacbookAir 本体を喪失しない限りは記事が永久にどっかへいっちゃってしまうことは、もうありません。もしもそれでも心配ならば、Send to Blog しておけばよいのです。そうすればドラフトをサーバーへ送信しアチラ側の世界でドラフトを保存しておくことができます。これなら MarsEdit がインストールされていない端末からも編集や公開が好きにできます。
いいぞ、MarsEdit は。いいぞ、ローカルドラフトは。たとえば、ふと思いついた(そして直ちに忘却の彼方へ消えてしまいそうな)タイトルだけを書き付けておくのもいいですね。あるいは、とある記事を1年間くらい温めつづけたりするのも乙です。はたまた、1年間をかけてちょっとづつ書き足し書き足しして1記事を完成させるような変態スタイルも粋です。故に、MarsEdit のローカルドラフトのもたらす可能性は無限大なんであります。
まあ冷静に考えてみればそうまでして、つまりローカルドラフトまで駆使して、このブログで得るものがどれほどあるかというと別になにもないんですけどね。完全に自己満足の世界なんです。とはいえ、だいたいのことは自己満足なんであるからして、良いんだと信じてます。