今しがた、だいぶ好評らしい Markdown 記法対応テキスト編集アプリ Byword を手配してみました。とりあえず、Bywordを使った最初の草稿作成。

フルスクリーン

Lion のフルスクリーン表示を活用して、文字入力というか文書作成に集中力を高めることが第一の魅力です。まあ、それって、自前の集中力次第なんじゃないかと言われればそうなんです。しかしながら Mac メニューバーにブルーの Sparrow アイコンがチラチラしてるとなかなか没頭できないのが人情ってものです。ノイズを遮蔽して考えに集中しましょう。(この目的なら OmmWriter もアリです)

続きは下です。

美観

次に編集中画面の見た目の美しさ。これは大切です。

Markdown 記法

それと気になるのは Markdown 記法。ボクはその辺不慣れなんですけど、ちょっとは慣れなくちゃいけないかなということで。

MarsEdit 連携

Markdown 記法ともやや関連してきますが、ブログ草稿作成アプリ MarsEdit との連携を目論んで、連携確保されているテキストエディタであるByword を選択してみたところ。この辺はまた別途詳しく。

Lineforcus Paragraphfocus

ラインフォーカスと、パラグラフフォーカス。文字通り、編集中の一文か、もしくは一段落だけ文字色が濃く、そのほかのライン/パラグラフはグレーアウトさせてしまう機能。言葉での説明では今ひとつピンとこないかもしれませんが、これ、体験してみるとなかなかの優れもの。冒頭に挙げたフルスクリーンを使うだけで作業への集中度は飛躍的に増しますが、ライン/パラグラフフォーカスをONすると、さらにもう一段階集中力を高めることができます。

タイプライターモード

タイプライターモードというモードがあります。これは編集中の一文が常に画面のセンターに位置するものです。簡単に言うと、画面センターを境に、下は真白い白紙があるような状態。昔タイプライターを利用していた人ならピンとくると思います。目線が上下しない分だけ目が楽だし、やはり結局集中力が高まる気がします。作業スタイル上、文面を行ったり来たりする人には向かないかも知れません。

縦書き

これは凄いです。右から左へ流れる縦書きモードが、なにげに、装備されています。が、現バージョンではちょっと画面スクロールに難があるように感じられます。バグなのかどうかは判りかねます。ただ、この原稿用紙的縦書きスタイルは、なんとか完成させて欲しいです。グッと気分が変わります。

クラウド対応

DropboxとiCloud とへの対応についてメーカー側が公式に表明していることもあり、安心して使えます。ボクはDropbox で使用。Byword for iPhone との連絡を考えると、もしかすると iCloud の方がベターなのかもしれませんが。

総評

ちょっと触った程度で知った風なことは言いづらいのですが、多くのレビューが示す通りなかなか魅力あるアプリです。とにかく集中力の最大化という一点へ向けられた機能群が愉快。Mac での草稿作成なら、OmmWriter もいいけど Byword もかなりいいです。


思考の整理学 (ちくま文庫)