遠い昔に1をやって以来、久しぶりのメタルギアソリッドをプレイ中。
初めてやったメタルギアソリッドは大学生のころの初代PSでしたかね。振り返ると相当の年月が経ちました。あのときにはまだ社会がこんなに薄汚れているとは知りませんでした。でも、その薄汚い世の中で仕事させてもらってるおかげで、偶然小島監督の記者発表とすれ違いそうになったりして、いや残念なことにすれ違えなかったわけですが、そんな切欠からふたたびスネイクとして敵地へ赴く動機ができたというのが今回メタルギアソリッド3Dへ手を出すに至った経緯です。
さてゲーム本編のほうですが、あのときのままのかくれんぼシステムが健在で、またあのときと同じようにグッとゲームの世界に引き込まれます。やっぱりこの辺のかくれんぼジャンルはメタルギアの功績だなとか沁み沁み思います。(そういや「立体忍者活劇 天誅」もありましたか)
オープニングのトライアル的位置づけの第一ミッショッ バーチャスミッション の完了時点で核爆弾を投下されてしまうという劇的な幕開け。
その後始まるオープニングテーマ&ムービーがあたかも映画『007』のオマージュのような仕立てになっていて結構感心した。なんでも小島監督という人物が相当の映画好きみたいなので、まあそういうことなんだな、と思う。セーブのたびに古い映画の話題をふっかけられるのもその線なんですね、きっと。嫌いじゃない。
オープニングムービーの後はいよいよ本番の敵地潜入です。アダムと落ち合う予定がエヴァという女性キャラ登場というなんとも欧米の映画のような演出、憎いですね。主人公スネイクを子供扱いのザ・ボスも、どこか意味深で、母親的であり、ヒューマンドラマ部分が期待大です。ゲームでそういうのってったらフロントミッションがあります。舞台設定も戦場なので似たところが無くもないのかもしれません。
で、3DSでの操作は…、ちょっと難しいです。バイオハザード的といえばそうなんですが、アクションのひとつひとつが少々柔軟性に欠けるような印象。特に銃を構えてからの動作は照準が定まらずイライラが募ります。やっぱり拡張コントローラー使うべきなのかな。
今現在の進行状況は、ザ・ペイン、ザ・フィアー、ジ・エンド、ザ・フューリーと倒してきてて、残すはオセロット、ヴォルギン、そしてザ・ボスというところ。ここまでのところで最も精神的に消耗したのは、長時間戦のジ・エンドでした。ふぅ。
まだだいぶ残りがある気がするので、敵アジト潜入のド緊張はしばらく続きます。