3DS 版の メタルギアソリッド スネークイーターをクリアしました。
クリア時に付与される称号はパンサー。これはおそらく並の人が一所懸命がんばって標準難易度モードをクリアしたときに付与される一般的なところの称号なんだろうと推察。
まあとにかく、のめり込めるゲーム内容になっていました。
のめり込める要素の大きな所は2つ。
1つめは、結局ステルスモードだろうとおもいます。物陰に隠れ、敵兵に見つからないよう進み、ミッションを達成するという、かくれんぼシステム。やっつければ良いという発想とは違って、見つかっちゃいけないというシステムが、否が応でもゲームに緊張感を高める役割を果たしていますし、同時にゲームの世界にのめり込む道具として有効に働いています。
2つめは、ストーリー展開とドラマ。冷戦下の米ソ、そして中国というストーリー骨格にささえられて、スネークとザ・ボスとのシビアーな人間ドラマが面白く描かれてます。ゲームを進めれば、ああそういうことだったのか、と明らかになってゆく謎があったりもして、それがまたシリアスで、ゲームに没頭させられます。ゲームで感じられるドラマとしては、一寸本当に頑張りすぎといっていいくらい頑張って作られてます。
ことさら面白かったのが、核ミサイル発射設備 シャゴホッド 破壊のための C3 爆弾設置完了以後。これ以降のゲーム展開は怒濤といってよい勢いとスピード感があって、それまでステルスでジリジリとやってきていたところから一転。趣を変え、ジェットコースター的にか、アミューズメントパーク的に、楽しませてくれます。あまり沢山のゲームをやってきてはいませんが、総合して秀作として分類して良いだろうと思われます。
クリア後には、諸々のアイテムが貰え、その中にはザ・ボス愛用の武器パトリオットもあります。これは弾∞の銃ですが、2巡目には是非、この武器を未使用のままゲームクリアを目指したい。