腫れ過ぎて辛く長い土日をなんとか乗り切って、月曜朝一、診察と処置が完了しました。実は腫れによる痛みで、ろくろく寝返りも打てないような有様だったんですが、これでようやく平常を取り戻せそうです。

選んだのは耳鼻咽喉科。もしかすると皮膚科かもしれないとは思ったんですが、素人にはうかがい知れない耳の病気の可能性まで含み考えるととにかく一度耳鼻咽喉科を受診する選択で間違いなかろうと言うわけで、頭部周り一式を診てもらえる耳鼻咽喉科へ。ネットで調べた、家から5分ほどの、直感的に良さげな耳鼻咽喉科へ赴きました。受付で貰った初回の問診シートの記入を済ませると、5分ほどで診察室へ通されました。早いことは素晴らしいこと。で、診断用の椅子にすわるも、つかの間。直ちに処置用のベッドに移されて直ちに切開処置。え、こ、こころの準備を…とか一瞬思いましたが、おかげさまで腫れの痛みはなくなり、化膿止め的なお薬も処方されて、ほっとしました。

処置の経緯については、下に。

まずは、前日に腫れによって自然に開いてしまった傷口を起点にして切開。過去に耳近辺への麻酔注射で動機、息切れ、冷や汗と酷い目に遭った経緯もあり、処置直前にその旨を医師へ伝えたんですが、なんのことはない。「麻酔はナシで切開するから大丈夫です」と。なにそれこわいでもある意味安心なの?とか惑っている間に処置が開始。有無を言わさず予告の通り麻酔は無しで腫れの部分を切り開きました。痛みもさることながら場所が耳だけに、音が、アレです。それで一定の大きさに切り裂いた後は、腫れの患部を圧迫して膿を押し出す。これがですね、痛い。なにせ腫れのせいで皮膚だか皮下だかが既に酷く痛んでいて打撲症のようであるため、そこをゴリゴリされると相当拷問チック。ひとしきりゴリゴリした後、さらにこの開口部へ、細めの綿棒を差し込んで皮下をグリグリ、グリグリ、グリグリ、グリグリ…。もうよくない?ってくらいグリグリ。そして再び皮膚外側から指で圧迫して膿を圧し出す。もうね、普通に痛い。痛みは大丈夫ですか?と聞いてはくれるんだけど、既に乗りかかった船だし直したい気持ちも強いので大丈夫です!としか言いようが無いです。

で、肝心はですね、目に見えるはずのない耳の後ろでの出来事をなぜ当の本人たるボクが事細かに知ってるかという点なんですが。
実は、切開前から総てが完了するまでの間ずっと、眼前にモニターで処置風景の一連がずっとライブ放映。ちょうどコマーシャルの頭皮チェックのときの拡大映像のように、相当倍率に拡大された処置映像。ドアップです。で、この映像は正直言って目を背けるレベル。皮膚拡大ってだけでもなかなかグロテスクだってのに、患部にメスが入れられる瞬間の映像なんかグロ映像そのものだし、開口部に綿棒刺さってるビジュアルもかなりスプラッター。といいつつも、目にせずにはおれないモニターの設置位置。それ、なんてユニバーサルデザインですか、と。(真面目にフォローしとくと、内耳の治療とかに必要な、割と本当に親切な設計よ、これ。)

そんなこんなで一連の処置が完了したら、その後は、切開部位に絆創膏をペタと貼って完了です。後日、再診で予後を見て治療は終わるのだと思っているのですが、その際にまた例の綿棒挿入&グリグリされるのかと考えると身の毛がよだちます、いや案外マジで。

でも、医院が空いていたことと、おそらく割合手際のいい方の先生だった(と感じた)んで、それは良かったです、はい。あと薬は、薬剤師さんの勧めを受けてジェネリックを選択。成分は一緒だってことらしいですから。

事の顛末としては、という感じでした。
なので、もしこれを読んでいるどなたかしらが同症状に見舞われてるのであれば、ここはひとつ面倒がらずに、早期に耳鼻科の医師に相談してできるだけ薬で腫れを抑えることをお薦めしたい。といういか、ボクは次回からそうします。だって、グリグリが、ねぇ。


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