Mountain Lionにして1日経ちました。
既に各所で言われていることだと思うんですが、別段革命的なことは無く、初対面の印象は非常に薄いといってよいんだとおもいます。全体に影響するレベルでものすごい大幅に何かが変わったってことはほとんど何も無いですからね。いやもしかすると OS の根幹に当たる部分で見えざる大刷新とかもしかしたらあったのかもしれないけど、そういうのは難しくて解らないし、感じ取れない部分なのでひとまずスルーします。が、結局のところ UX、UI みたいな所は、その有様が正しい限りにおいては、あるいは正常な進化の場合を除けば、変わらずそのままの姿で居てくれる方が、馴染みがよく利用側のメリットになるので、不変は歓迎すべき事として捉えてます。
とはいえ当然従来との違いもあり、目につきやすいところで何ですが、これまで無かった新しいアプリケーションの追加と、それから iCloud (の利用促進)への最適化ってことなのかなと感じられました。
端的に機能の名称として挙げるとメモ、メッセージ、それから通知センターの 3 点。
主観的な感想になりますが、メモ × iCloud は今回のバージョンアップで最も喜ばしい点として挙げたいです。ちょっとイージーすぎるきらいもありますが、素直に嬉しい。確か以前は mail のアプリ内かなにかから iCloud へメモの保存ができるようにはなっていたはずですが、今回から独立したアプリの体裁になってます。で、これによって、Evernote や catch.com 等メモの保存共有に最適化したサービスの利用は メモ に持ってかれちゃう勢いはあるんじゃなかろうかと思ってます。積極的に使いたい。実は keynote や Pages のクラウド親和性はほとんど歓迎していないんですが、メモだけは別。また、殊更リマインダーに関しては便利に違いないしコレによって駆逐されるアプリも多そうですが、個人的には機能面で OmniFocus に分があると判断してるので強いてリマインダーへ転向する予定はナシ。
メッセージが正常に動くようになってるぽく、これも嬉しい。事前にベータ版が利用可能ではありましたし、ベータ版とはいえ今回の正式版と殆ど体裁は一緒だったんですが、なにやら動作が怪しく、ほとんど使ってなかったのです。今回の正式版によって、実際の運用に耐えることになっているハズなので、できるだけ積極的に使いたい目論み。
通知センター。これについては、iOS で実績があり、通知センターの有り無しは利便性に大きく関わります故、もう絶対にあった方が良い。が、現段階では対応済みアプリも少数で、表示内容はスカスカなんですけどね。だから今はまだそんなにじゃないけど、将来的に、といっても割と直ぐに使えるものになってく予感がしています。
あと補足的でありつつももの凄く秀でているといって良い点というのが、とりあえずいまのところ Mountain Lion 化したせいで動かないアプリ、動かないデバイスに(いまはまだ)遭遇していないということ。そういうのが起こらないってのは、無駄なコストを支払わずに済んだ感が良いですよね。とかいう感じで、好意的に捉えてます。
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