クリス・ギレボー著、「常識からはみ出す生き方」を読みました。
別の目当てで立ち寄ったタロー書房で偶然平積みになってる前を通りがかった際に目にとまりなんとなくで手にしたような経緯でしたが、結局、面白かった。偶然の出会いって大切。
読み手自身が自分の興味関心を今一度見つめてみて、その事柄に正直に従った場合に何の価値がなしえるのか想定を持って、個人の自由に任せてとりあえず挑んでみる事を決めるってことと、いざ決めたらば実現の方法を働き方のスタイルとしてちゃんと確立するという流れについて書かれているのですが。
著者の職業観がパーソナルな視点でとても素直に描かれていて、読んでるとふつふつ意欲が湧いてくる楽しい著書です。書かれている内容や著者と同じように振る舞うことについて諸手を挙げて賛成!共感!ただちに実行!という風には一概にできないんですが。それでも少々世界一周旅行を検討してみようかしら、と思えるくらいには楽しめました。
ついでに著者のブログは、下記。
The Art of Non-Conformity » 3×5 http://bit.ly/RLdEWi
本書の邦題は「常識からはみ出す生き方」ですが原題は、The Art of Non-Conformity。副題にある「ノマドワーカーが贈る『仕事と人生のルール』」はなかなかのあざとさです。こんな副題つけられてしまったら本屋の店員さんにどうかしちゃったんじゃないかと勘ぐられちゃうじゃないですか。普段書店では袋無しカバー無しでお願いするところなんですが、今回ばかりはカバーだけはお願させてもらいました。ほんともう、ね。