Mubz snap

自転車のバーテープを巻き直してみました。

かれこれ3年以上になりますか。今乗ってる自転車。

期間はそれなりですがそれほど使用頻度も高くなかったためタイヤとサドルとステム以外は買いっぱなしのノーマルのまま乗ってきました。各所錆びたり、くたびれたりもしていますが、まだまだ現役。
ではあるのですが、いつの間にやらバーテープのところがグズングズンになってるのだけは気になっていました。その状態はというと、テープの巻きがほぐれてしまって中のパイプが幅 1〜2cm ほどむき出しになっていたり。特に左手部分のグズグズ度は酷くて、テープの一部分に裂け目も入っていました。これじゃダサい。
そんな現状を甘んじて受けいれているというのは、婆が破れたパンツを好んで愛用しているのと一緒ですから、全くけしからんことです。思い立ったが吉日で暇に任せ自転車屋さんへ持って行ってピシッとまともな状態にしてもらいました。

交換後の物は、極薄でもなく、かといってフカフカでもないブルックスのバーテープ。ブラック。自分で作業することも考えましたが、こういうのこそプロに任せた方がいい出来になるはずだと職業的な勘に従い、素直にお店の方に巻き直しの作業を依頼しました。結局任せて良かったなと思う程度に時間がかかり、また手こずっておられました。特にコルク製のバーエンド挿入に苦労しており、コルクを捩じ込むべく木槌を振るった腐心の末に、結論としてコルクはやめにするという決着。まあ外観からしてコルク製のバーエンドが似合う洒落た風体でもないので、それはそれで正解でした。

できあがりは上図のとおり。バーテープがビチッとまき直されたハンドルは、やっぱり格好がいいし、気分爽快です。革製でプツプツ穴のあいた黒のブルックスを選んだため、なにやら新品のゴルフクラブの握りのところみたいです。オジサンの風情が漂ってます。

店の人からの注意点は、雨。濡れるのには弱いと。あと革製品なので破れないよう、靴用のでも構わないから、グリースを塗ってくださいということでありました。


ブルックス レザーバーテープ グリーン