だいたいからして、昨今ではどこのレンタルサーバーもマルチドメインのサービスを基本サービスの一部として唄っている場合の方がほとんどなんじゃないかという現状認識でおるんですが、契約時の選択においてはちゃんと実際の運用イメージをよくよく練って、それに見合うサービスなりコースを選択しないと、後で、ワー!失敗したなー! となりかねません。

といいますのも。

といいますのも、最近新たに取得したドメイン名を既保有のサーバーへ追加しようとこころみたところ、URL としてのマルチはマルチであると、従って aaa.jp と bbb.comとのそれぞれでウェブページとしての表示コンテンツを振り分けることができますよと。しかしながらメール・アカウントに関しては、info@aaa.jp と info@bbb.com とで区別がつかないですよというまったくマルチでない状況に見舞われてしまいました。そんな仕様じゃ「半」マルチドメインとでも表記しておいてくれよという思い。というのはウソ、そこまで切実ではない。だけど声に出してギャッフン! と呟いたのは事実。

まあ制限というか、仕様というかで、当初からそういう風に書かれているものをボクが見落としていたに過ぎず別に騙されたわけでもなんでもないのですが。でもぉマルチドメインて唄っちゃったらさー、な気分ではあります。

といっても昨今ではレンタルサーバーの費用はとてもお求めやすくなってます故、ドメイン毎に1サーバ契約の体制で挑んでもそこまでの経済的ダメージは無いんですけどね。むしろ1ドメイン/1サーバ契約の方が、運用管理の作業上混乱は防げますし、トラフィック負荷分散が期待できますし、万が一のクラッシュ時の痛手も半減するかもしれませんし、総合的にはそれはそれで良いのかなとか思ったりします。

個別的な受け止め方はともあれ、ホスティング契約時には、マルチドメインの名称に勝手な妄想を抱かずその内訳サービスをしっかりと精査しなくてはいけませんねという話でした。


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