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ワイヤレスゲートが公衆無線 LAN 接続のサービスを提供している会社だということを頭では理解していましたが。まさか自分の契約が、公衆無線LAN 接続を契約料金内で利用できる状態になっているとは、つゆほども思いませんでした。

ヨドバシでWiMAXルーターを購入した際のプロバイダーがワイヤレスゲートであり、ヨドバシで購入したWiMAXルーターでは、WiMAX回線を利用できるのはもちろんのことヨドバシで購入したWiMAXルーターによるインターネットアクセスは WiMAX 回線の利用以外にワイヤレスゲート社がプロバイダーとして提供している各種メジャー公衆無線LAN接続サービスもが無料で利用が可能であり、そのためにはワイヤレスゲートの Web の会員管理画面のログイン ID 並びにパスワードを各種メジャーの公衆無線LANサービス利用時に入力することが必要なのだけど、そのときに注意するべき事はワイヤレスゲートのWebの会員管理画面へのログインIDの末尾に @wig というのを付加して入力しなければ公衆無線LANを利用できないということ。更に、ここまでのことを踏まえながら、公衆無線LAN 自動接続機能付きの WiMAX ルーター Aterm WM3600r に装備の公衆無線LAN自動アクセス機能には mobilepoint、Wi2 300、Livedoor Wireless など各種の公衆無線LANサービスへのアクセス設定を保存しておくことができるのでそれらをルーター内に設定保存しておくことによって、万が一屋外で WiMAX の回線が捕まえられないという状況にあっても、WiMAX 以外の公衆無線LANのいずれかへ自動的にアクセスするように事前に設定しておくことで、更なる快適と便利が得られると言うこと。

と、いうことを完全に知りませんでした。この事実を知るまでに、今年の2月にヨドバシカメラで WiMAXルーター Aterm WM3600r with ワイヤレスゲートを購入・契約してからこっち、優に10ヶ月の期間と偶然が必要でありました。もし仮に家の実家のオカンなんかだと、あと100年試行錯誤してもたどりつくことが出来なさそうなこのプロセス。どうなの?これ。

そうでなくても屋内では繋がりにくいWiMAXです。この間幾度となく、カフェに入って、地下に入って、WiMAX回線を捕まえることができずに泣きを見たことか。鼻先に mobilepoint や Livedoor Wireless なんかの公衆無線がぶら下がっているというのにそれらを契約してないばっかりにWiMAXが掴まる余所の喫茶店に何度移動したことか。Wi2 300 の解約を何度呪ったことか。

ほんのついさっき、ひょんな切欠でワイヤレスゲートの会員画面にログインしたところ、なにやら見慣れぬ「接続設定情報」というリンク元が目にとまり、試しに圧してみたら、5種類程の公衆無線LANのESS-IDとネットワークキーが記載されてるじゃありませんか。推察するにこれは、WiMAX ルーターを利用しているユーザーは公衆無線 LAN のアクセスの権限をデフォで持っているらしいぞと悟りまして、早々、この設定を済ませました。設定は端末ではなく WiMAX ルーターの側に持たせた次第。そうすることで、常に MBA や iPhone や iPad は WM3600r にだけアクセスすればよく、その後のどのネットワークに繋ぐことができるか、あるいは繋ぐべきかは、ルーターの方で勝手に処理してくれるという体裁となります。相当普及したとは言え、その性質上 WiMAX のネットワークが掴まらない場所は多いので、これは相当な救いとなります。

とりあえず、都内の各エリアやよく使う喫茶店で遭遇頻度が高い mobilepoint 、Livedoor Wireless、それからWi2 300。これらへのアクセスの為の設定を WiMAXルーター WM3600R 内に保存。また、優先順としては WiMAX への接続を最優先しつつ、もし WiMAX が繋がらない場合に公衆無線LANサービスを探して繋ぐというような設定です。

そんなわけで。ワイヤレスゲートとヨドバシカメラ提供のこのサービス「Wi-Fi+WiMAX 年間パスポート」、利用開始の難易度が高すぎです。ほぼステルスです。でも、とても良いサービスです。なだけに、です。この間の気づけなかった期間はいったいなんだったってんだです。はい。
これからは、あのルノアールでも、あのベローチェでも、あの地下の居酒屋でも、繋がります。


日本電気 モバイルWiMAXルータ AtermWM3600R ブラック PA-WM3600R(AT)B