二冊纏めて投稿というのも雑な話ではありますが、小飼弾著「弾言 成功する人生とバランスシートの使い方」「決弾 最適解を見つける思考の技術」を読みました。

だいたいどの事柄に対しても、だいたいいつも先に答えを持ってる男、小飼弾氏のちょっと前の著書です。いつか必ず読みたいなと気にはなっていましたが、時間ができたこの機会にということで読んでみた次第。またたまさか通りがかりの Kindle で100円で販売していたのも要因。1テーマ2,3頁ほどの構成。その読みやすさに押されたとこもあって、購入後すぐに一気呵成で読み遂げました。やっぱり面白かった。読んで爽快。
爽快さの根源にもあたることだと思うのですが、そもそも答えが正しいか間違ってるか?ということよりもなによりも、自分軸を持って世界を認識できてますか?ということに関して非常に信頼度が高い人です。小飼弾氏。

今回はことさらに引用はしませんが、とにかくなににつけても歯切れが良いです。視座も、到達点も、方向も、それはそれで人それぞれで構わないのだけど、自分も皆も彼くらい自分軸を持って歯切れ良く意見を言えたら気持ちがいい社会になるだろうなあ。まあ、誰も譲らない諍いの多い社会でもありそうですけど。

ちなみにですが、二冊のうち「決弾」の方は頁の多くが読者からの相談の体裁になっています。それが原因なのか相対的に歯切れはやや鈍め。その点「弾言」の方がバッサバッサとなぎ倒す感じで、気分良いです。特に自分自身が内心思ってたことを、理屈を添えてハッキリと言い切ってもらえる感が爽快です。

どちらの著書もたったの100円。空き時間が3時間もあれば、ゆっくりなペースで読みおえることができます。
どっちつかずのヌルい意見な自分を改めるのに、良いお手本です。


弾言 成功する人生とバランスシートの使い方


決弾 最適解を見つける思考の技術