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ハードディスクの廃棄を行いました。

過去4年間にわたり、うちの納戸の結構な体積を占有してきた段ボール箱。
この段ボール箱の中に計9本のハードディスクが収納されていました。
なにぶん 4 年間も埃をかぶり続けたHDDのデータですから、まずもってこの先も使うことはない。
そのことに間違いはないという確信は持ってましたし、捨てることに関していつだって捨てても構わない心の準備は済んでたわけですが、さてHDDをどうやって処分したらよいのかという捨て方の問題が大きな壁になってしまって、ずーっと放置してしまっていたわけです。ま、面倒くさがって調べなかっただけなんですけどね。

で、発起してハードディスクドライブの廃棄方法についてネットで調べてみたら、わりと直ぐ、ソフマップでハードディスクの破壊、それから破壊後のブツの引き取りサービスがあるということがわりました。秋葉原と言えば自宅からほど近くなので、これは行くしかないということで本日御邪魔してきました。

とはいっても、HDDは9つもあります。ざっくりですが一個あたりの重量が、プラッタの構成にも寄るのだと思いますが、だいたい700gとして合計の重さは 6Kg ほどになります。これをリュックサックに詰め込んで自転車こいでソフマップ秋葉原店へ。いやー重かったですはい。

当該フロアへ赴くと、感じのいい担当者が対応してくれました。計9このHDD をカウンターにのせて、「破壊したらもう絶対データとHDDの復旧はできませんよ。」というニュアンスの契約書に署名を求められますので、求められるまま、サイン。

その後直ちに、担当者の方が、HDD9個をカウンター裏へ持っていって作業開始です。「え、え。目の前でやってくれないの?」と一瞬思ったのですが、そういうものらしいです。これは何かなーですね。だけど個体が自分の持ち込んだ物かどうかはだいたい判りますのでオッケー(ここが心配な人は、マジックペンでマークしておくといいですね)。で、カウンター裏で9つのHDDに穴を貫通する作業にかかった所用時間はだいたい10分程度でしょうか。思ってたよりは少々時間がかかったかなという印象。ちょっと時間がかかったのは訳があって、9つ中1つだけ、厚みが薄いタイプのHDDがあり、これに手こずった様子。実際に処理後の物を全点見させてもらえるのですが、明らかに薄いタイプのやつだけドリルが貫通していません。表面は凸凹なっていて、圧力がかかった様子は伺えるのですが、表面に穴が開いてない。
これではこのサービスを利用した意味がありませんし心配だということで、もう一度トライしてもらうように御願いしたら快諾してくれて、もう一度カウンター裏へ。で、どうやら薄さの分だけ上げ底をしてトライしてくれたようなんですけどもそれでもダメ。泣きの一回でもう一度、こんどは HDD の表の鉄板を外してそのうえでドリル。すると今度は無事にプラッタに4つ穴が開きました。これで無事に作業は終了です。計3回も挑戦してもらって感謝です。やっぱり自分の目で破壊済みのHDDを見ることが一番確実ですからね。

諸々作業が済んだ後には、破壊済みHDDのお店引き取りor持ち帰りを選択させてもらえます。僕はお店での処分を御願いしました。あの金属の塊を持ち帰っても処分できませんし、それに6Kgを背負って帰るのは嫌ですしね。そんなわけで。品の引き取りまで含めたサービスの価格は1台あたり980円。HDD購入金額の1/10〜1/20の費用ですから決して安くはありませんが情報保護の観点から必要な支出でありました。

ようやく長年の負債(ゴミ)が片付きました。気分スッキリです。


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