ちょっと望遠の単焦点レンズ、Canon EF135mm f2 USM です。もう発売後長い年月が経過したレンズです。もう長い間使ってみたかったレンズでもあります。経済的な事情もありますし、他の必要なもの、欲しいものとの兼ね合いもありますから見送り見送りの連続でしたが、いよいよもう、これ以上留めていては損害の方が大きいということで手にしました。
決断の背景には、ここ最近の EF135mm の値の動きが怪しかったというのがあります。数日の間に値がちょっとづつ競り上がってる傾向があったということ。それから各取扱店の在庫状況がだいぶ怪しくなっていて品切れ店、入荷待ち店も少なくなくなってきていました。
これまた長いこと、EF135mmf2 はリニューアルの噂が後を絶ちません。IS搭載とか、レンズコーティングの刷新とか、そういった性能向上を遂げたニューモデルの発表です。あくまでも噂。
無論新モデルの発表は嬉しく、また期待も膨らむところではありますが、当然販売価格が上がってしまうことも予想されます。性能向上と、新商品プレミアムとで。そうするとですね、まず手が出なくなってしまいます。手が出ないとはいえ、135mmの距離は市場において百花繚乱というわけではなく数が限られているものですから、予算内の選択肢が市場にあるうちに購入しておく必要はそれなりにあります。強いてもう一つ言えば、レンズの進化は微々たるものでも価格は飛躍的に上がってしまう。逆を言うと一寸の差に大枚をはたく必要がある。そういうものですからここ10年にわたり好評を得ているこのEF135mmf2 が予算内で販売しているこの時期に手にしておかないと、後々酷く後悔する予感がしました。
各店の在庫が手薄な理由が、新モデル発表を控えてのことなのか、あるは全く別の要因なのか、はたまた別に今まで通りだよということなのか、素人目には定かじゃありませんが、予算範囲内にあるうちに手にできてよかった。