先日導入しました AirMac Extreme(2013)が非常に好調です。Wi-Fi の電波は強力になり家のどこに居ても、かなり安定してネットへの接続が可能です。ちょっと前までは浴室や寝室はアンテナが弱弱だったというのに…。そこで調子に乗って従来使用してきた Wi-Fi ベースステーション AirMac Express(2011)資産をも活用しようではありませんかと、思い立ち新 AirMac Extreme のクライアント端末として設定してみましたよ。

AirMac Express の Wi-Fi 圏の広さは十分なもので、手狭な我が家のどこに居ても wi-fi アンテナはマックス。だからそもそも子機を設置する動機はさほど強くはありませんでした。が、どうやら聞くところによると、AirPlay で離れた場所で繋がったスピーカーから音楽が流せたり、離れた場所で繋がったプリンターからプリントできたりするそうじゃないですか。ふむ、なかなか面白そうです。実用がどれほどかというのはおかまいなしに、ここはひとつそういう環境を構築したい!と思い、早速実行。

AirMac Express ベースステーションのクライアント化の設定はとても簡単でした。

  • AirMac Extreme のネットワークがちゃんと作動している環境の下で、
  • AirMac Express をコンセントに挿して
  • 手持ちの Mac で「AirMacユーティリティ」を開く。
  • すると自動的に「AirMacユーティリティ」の画面で、AirMac Express が表示(発見)される。
  • AirMac Express を(メインの/既存の)ネットワークにぶら下げる。

というだけです。難しい設定の知識は不要ですし、USBケーブルも、LANケーブルも不要です。
(実は恥ずかしながら僕はこの単純な工程の一歩手前で、一度「AirMac Express (従来のネットワーク)を『削除』する」を「はい」してしまって、その後一切 AirMac Express が表示されなくなってしまうというかなり面倒な事態を引き起こしてしまったのですが、これは完全に僕の手違い。従来使用してきたルーターを、今後まったくもって使用しない計画である場合以外には、『削除』に「はい」しないことをお勧めしたい。)

で、いまひとつ用途に乏しい現状はひとまず、AirMac Express を浴室のコンセントに挿し、このAirMac Express からオーディオケーブルを引き出して Jawbone Jambox に接続しています。ええ、AirPlay で音楽を愉しみつつ、風呂に浸かるという算段です。
Jambox はBluetooth接続が基本ですが、入力用ステレオミニプラグが装備されていますので、こっち方面の利用でも問題ないのですね、と初めて知りました。Bluetoothはそれはそれで便利ですが、ただどうしても、音質と電力運用に劣る部分がありますし、些細なことですが、ペアリングの手間もあります。
AirPlay ではスピーカーへ音楽を送るのはネットワーク経由ですから、Bluetoothとは違って、Wi-Fi にアクセスできる権限さえあれば、デバイスを問わず、またデバイスの持ち主を問わずこのスピーカーを利用できるということです。iPhone から、iPad から、デスクトップの iMac から、膝上の Macbook Air からと、どの端末からからでも音楽を再生できますし、家族の誰もが使いたいときに使うことが出来ます。快適です。


JAWBONE JAMBOX ワイヤレス Bluetooth ポータブルスピーカー レッドドット ALP-JAM2-RD