東京 外神田にあるビリヤード場、淡路亭です。学生時代を御茶ノ水界隈で過ごした人には懐かしい場所だったりするのかなと思います。僕はここ4年くらいですか、度々淡路亭の前を通りがかり、通りがかるたびに気になりつつ、でも一緒に撞く相手もいないしなあ・・なんてスルーし続けていましたが、週末に思い切って入ってみました。

かなり古めかしい建物に申し訳程度ひっついた幅80cm 程の扉をくぐり、細い階段を上った二階に、ポケット台が6台並んでいます。その台の奥側には見晴らしの良い窓がついていて、その窓の向こうには神田川と、総武線と丸ノ内線の往来が見える。かなり好い風情のお店です。

個人的にですが、ビリヤードはおそらく学生のころ以来となります。学生のころはよく下北沢のマツヤマやニューグランドに寄らせてもらってました。が、それもいまは遠い昔の話。そもそも当時にしたってお世辞にも上手いとは言えないレベルだったのですけど、今回の淡路亭での久しぶりの球撞きはまさに初心者そのものでした。

最初の数ゲームでは、的球を落とすのも、的球に当てるも至難。いや、いっそ手球を撞くことすらも心許ない。もしかしたら加齢により視力が落ちたせいなのか？と医学的に疑われるレベルです。それでも3時間ほど、15ゲームくらい続けていると、ちょっとだけ熟れてきて、なんとか勘を取り戻すことが出来はじめました。なんといいますか、躰が覚えてるというか、自転車の乗り方と一緒なところがあるみたいですね。なのでだいぶブランク空いちゃって今更だよーと思ってるひとは是非15ゲームほど。

少し洒落たような古い外観、川沿いの立地と窓から見える景色。店内の雰囲気も落ち着いてるし、張り替えの頻度が高いのかラシャもとても綺麗。それに一応店内で缶ビールも買えます。好い雰囲気です。この先もずっと続けていってもらえたら嬉しいお店だな、と。