Mubz snap Jawbone UP

Jawbone の UP を愛用している。もの凄く大好きだ。毎日手首に巻いて、寝るときも欠かさず。
だけどここ最近 UP の調子が悪い。IT 的には 100 点満点快調なのだが、本体に唯一備わるボタン。これの押し込みの深さが、どういうわけだか日に日に浅くなっていってる(気がする。錯覚かも知れない)。ボタン垂下の深さが浅くなるその理由はよくわからない。でも、とにかく浅くなっていて、その結果ボタンの反応がとても悪い。押されたという判定が出ない為だと思う。
押しにくいボタンを押すというのは結構不愉快なことで。釘の頭くらいの面積しか無い四つ角のあるボタンを人差し指でぎゅぎゅーっと押すと、5回に1回くらいの頻度で、なんとか反応する場合があるという具合。

こんな具合のボタンで、最も困るのが、朝。UPは振動式の目覚まし機能を備えていて、僕はこれを愛用している。毎朝、設定の 6時 30分に手首に巻かれた UP 本体がブーブー震動する。この目覚ましの振動を解除するにはボタンを1回押す必要がある。が、5回に1回反応するかしないか、しかもギュギューッと指先が痛くなるくらい強く押さなくちゃいけない UP のボタンにここ3週間ほど毎朝手こずらされてきた。このギューギュー作業は難しくて、ヒットレートも低く設定されてるので、寝惚け眼でできる範囲は超えている。この無駄に難易度の高い作業の為に、僕はわざわざ本意気でボタンと向き合わざるをえない。まあ、その振動の目的から考えたら、それはそれで間違っちゃいないのだけど。。でも不快なのは朝だけのことじゃない。日中も晩も、ボタン操作は必要でその都度その都度不快なのはたまったもんじゃない。

この不快を解消するために、意を決して、UP 本体にちょいと加工をしてやった。
加工の内容はとてもシンプル。ボタンの押し込みを楽にできるように、ボタン裏側の樹脂製の部分を約 2mm 程、普通の事務用カッターで削りとる。それだけ。UPは四角柱状の形状なので、4面ともが均等になるように削ると見栄え的にも、押し心地的にもいい。この加工によって、ボタンは簡単にかつ確りと、押し込むことができるようになる。加工後の見た目は上の写真にあるとおり。ほとんど何も変わった点は見当たらないと思う。でも、ほんの少しだけ、ボタン裏の見晴らしが良くなっている。

ただ注意して欲しいのは、この加工を施すことによって、ほぼ間違いなくメーカー保証対象外になるだろうし、それに生活防水機能だって期待できなくなるかもしれない(流石に試してはないので防水性能についてはわからない)。だから、安易にこれをしたらハッピーになれますよと、お勧めできる加工ではない。だけど、僕と同じように、最近なんだかボタンの押し込みが浅くなった、ボタンの操作が上手くいかない。そういった風に感じてる人の内、保証書を捨ててしまった人にとっては、一顧の余地があるやり方だと思う。


【日本正規代理店品】UP by Jawbone ライフログ リストバンド スモール オニキス ALP-UPS-OX