連れのたっての要望により、加えて健康診断予約電話時のセールスにより。人間ドック(半日コース)を受診してきました。

正直言うと、当初は検査項目が少なめで、検査方法がソフトな感じに思える普通の健康診断を受診する予定でした。そうだったのですが、予約電話時にまんまと不安煽り型セールストークに嵌ってしまいまして、いわゆる人間ドック半日コースに急遽変更した次第です。鴨がネギとは僕の事ですはい。

で本日9月5日、待ちに待った検査日でした。受付8時20分、色々身繕いして開始は8時半。そして終了は10時でした。というわけなので、検査の所要時間は1時間半程度と、思っていたより全然時間がかかりませんでした。

毎年検査を受けている方は良く知っている事と思いますが、検査項目と流れは、採尿にはじまり、身長・体重測定、視力、血圧、採血、腹部超音波、心電図、聴覚、眼圧、肺活量、胸部レントゲン撮影、消化器レントゲン撮影、で締めくくりに問診という流れでした。(これだけあると何か抜け落ちてるかもしれませんが。)

ボクにとっての難関はバリウムを飲む検査。かねてからバリウムが苦手で、全部飲み下せたことは一度もありません。で、今回それに再び挑んだわけですが、やっぱりあいかわらずバリウムは苦手。
ともするとバリウムそのものは昔より多少は進歩してるのかもしれませんが、未だに検査直前にスタバのグランデサイズはあろうかという大量のバリウムを飲まなくちゃいけないんですね。仮にバリウムでなく水だとしても、そんな量飲めと言われて急に飲み干せるものではありません。すごい億劫。すごいデリカシーがない。
もはや紙コップを手渡された瞬間のあの液体にはあるまじきズッシリ感、バリウムならではの重みで「あ。これ飲んじゃいけないもの」って身体が自動的に認識・拒否する学習ぶりです。

まあ愚痴はそれくらいにして。
今回の受診で何が素晴らしかったって、検査担当者や技師さんたちの連携の見事さ。壮絶にスムーズでした。そして彼ら彼女等はよく働く。よく目が回らないなと思う。業界は違えどやっぱり現場、技術者さんたちの仕事っぷりは無駄がなく、見ていてとても気持ちがいい。何をもてなされるわけじゃあないんですが、テキパキ、サバサバ、爽やか感に魅せられましたよ。

あ、それと。検査のフローでは iPad が導入済みでした。受診者ひとりにつき 1 台 iPad が配布されて、検査順路と次向かうべき部屋を iPad で案内する趣向です。また同 iPad が入力フォームが問診票も兼ねていまして、順路を巡りながら、度々発生する数分の待ち時間の間に過去の病歴等のアンケートフォームを入力してゆくことができました。この辺りも、検査にかかる時間の短縮に貢献しているのかもしれませんね。

それに比べてってわけじゃないですが。一番最期の医師による診察ったら気の抜けたものでした。
待ち時間が長く、特段の意欲も見られず、あまり良くなかったなあ。なんといいますか、疾病なりその可能性を聞き出そうとか、患部を発見してやろうといった手合いの意気込みが、まるきり感じられず、で。まあとはいえ、血液や便、痰など、検査結果が後日になるものも多いので、それらを全部ひっくるめての診断でないと、あまり意味が無いのかもしれませんね。だからここは別に責めどころではなく、単に、怠そうだったなという感想。もしかするとちょっと疲れ気味だったのかもしれませんね。

一応それなりに健康は気遣っているつもりではありますが、やはり検査結果はちょっと恐ろしい気がしますね。検査結果は2〜3週間後となるらしいので、肝を冷やしつつ、結果を待ちます。

まあそんなこんなありつつ総論として、たった 1.5 時間と僅かな時間で一通り健康状態をチェックしてもらえる半日ドック、良いですね。面倒がらず定期的に受診したいと思いを新たにしました。

日本人間ドック健診協会


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