Mubz snap

つい昨日。ウチの連れが Aperture を使い始めました。もう長年、デジタルカメラ・ライフを送り続けてきて、ここにきてはじめての写真データ管理 Aperture 利用開始です。

さてこれ。
じゃ一昨日まではどう暮らしてきてきたんだということですが。連れは、デジカメ内の保存設定を JPG 撮り一択という生き様を貫いていました。しからば現像等処理など知るもンか!という風情で、その様子はなかなかのますらをぶりです。漢らしい潔さで写真データの管理という選択肢自体を完全封殺してきておったわけですから、心技体の連携を思わせますね。
なので「RAW で保存しておくと後々、あれこれで、かくかくで、しかじかで、云々だよ」という僕のガイダンスもこの数年来ガン無視され続けてきたわけでして、その守備力たるや、橋の上の弁慶某のすごみがあったわけです。頼もしい。

それが突如、Aperture 入りのわが家の母艦の前にちょこんと座って、2013年のフォルダの読込み方を質問してきましきた。苦節●年。やっと向き合う気になってくれたらしいですはい。

わが家の母艦環境は、写真データの取り扱いには卒なく耐える程度を目安に構築されているので、それが活かされる日がとうとうやってきた。そのことが僕は嬉しい限りです。
そしてわが家の小さいますらをはといえば、Aperture の操作性の良さ(保管管理に関連する機能性と、露出や色などに関連する機能と)について面白がって、感心しています。

うちは、僕が EOS 5D 、ますらをが EOS 6D 持ちなので二人が同時に Aperture を使うことになるのですが、Aperture ではもともと読み込むデーターベースを切り替える機能が装備されているので、写真データ管理上、データーベース管理上は何の問題もありません。それどころか、Aperture を有効に利用してもらった方が投資回収視点では嬉しいくらいなわけです。
先にも書きましたが、ウチの連れ(ますらを)は他者の説得に対して容易には「好き・嫌い」を書き換えてくれない頑な人なので、説得にはずいぶん長く時間がかかってしまったけど、ともかく興味を示してもらえて本当によかった。

僕としては、特によく知った人物が切り撮ってくる世界を、一番いい状態でより沢山、見たいというのが最大の歓びなんですかね。そういうのって、写真を見ることで人を知る、に繋がってなかなか赴き深いところもあるんですよ。いやほんとに。

Aperture 3