支給されているのはレノボのノートPC。これを27インチのディスプレイに繋いで使っています。デスク上では、27インチモニタと、レノボノートと、MacBook Air がひしめき合っていて無駄に狭い。というわけなので、少なくともノートPCの液晶画面は完全に無用。だけど残念ながら、ノートPCの構造上モニタ部分だけ外してしまっておくということも不可能なので、考えた。
いっそのことノートPCのキーボードすらも使用することを諦めたらどうだろうか。だってIBMならいざ知らず、Lenobo のノートPCには 1mm の愛着もないし、伝統芸のキーボードセンターに配置されたウルトラナビ(て名称もどうだろうね。何がウルトラなのか。。)も使いづらくて、作業上全く話にならない、それに手元トラックパッドみたいなのだって、良くないからマウスを追加購入済みなのであるからして。
先頃、ロジクールのマウスを購入して、いままさに使っていて数少ない USB 端子を Unifying レシーバーで埋めてしまっているので、いっそのことキーボードも Unifying 接続対応のロジクールのやつにしてしまおう。そうしてノートPC は液晶モニタどころか、キーボードも諦めよう。ノートPC なんか朝の一度きり起動ボタンを押すためだけに存在していることにしよう。そのあとの日中はずっと27インチディスプレーの背後にしまい込んでしまおう。Mac mini 扱いだ。
そういった理由で、LOGICOOL ワイヤレスキーボード k360r を大至急ゲットしました。テンキー付き、Unifying 接続対応、いまどきにしたら少々面積広め、単三2本の電池が公称で3年保つ、非人間工学形状のいたってノーマルなキーボードです。
製品が届いたら利用開始までの手続きは非常に簡単。まずはロジクールサイトからキーボードのドライバをダウンロードしてインストール。次にキーボード本体の電源をONにして認識を確認。それで直ぐに使い始めることができます。先行して使用していたマウスに付属の Unifying レシーバでのキーボード認識は非常に良好です。また、打鍵音についてはとても静かです。まあ今時パチパチ音を奏でるキーボードを探す方がよほど困難であり、パチパチ言わしてるヤツがいたらそいつは少しばかり粋だとは思うのですが、このキーボードはスニーカーのように静か。
強いて難点を上げると、キーの甲が少しばかり高く感じられること、キートップの面積が小さめに感じられること、それからキーの押し込みが少々深いこと。何れの点も Apple 製の浅型キーボードに慣れきった人に感じられる違和感じゃないかとおもいます。
が、遥か昔。キーボードはおしなべて、いちいちキーストロークが人差し指一本分ほども長距離だったんですし、レゴのようなプラスチック製品丸出しであったのですし、それらの為に打鍵には相当マッチョな握力が求められ、強化された握力があいまってリターンを叩く音がけたたましくバッチーン!と喧しかったのがベースラインだったわけですから、楚々と進化してるんだとおもいます。
ことコンピュータは電気的な性能ばかりに目が行き勝ちですが、入力インターフェイスの品質はそれなりに重要です。