東京の雪は半日降り続け、夜半には10センチほども積もり、そして朝にはおもいのほか溶けて流れてしまってて。なんかせわしない。
高速バスの切符を手配しなくちゃならない。このクソ寒い時期に生まれつき大嫌いなお泊まり遠足。それでも一応仕事だもんでテンションばかりは下がらないよう工夫に工夫をこらし、そこで得た結論は、考えないってこと。
交通?知らない。雪?知らない。寒さ?衛生?風邪?平生業務?知らない。なんにも知らない。この考えないという処理の仕方は自分の中では中々画期的。
週末から着手するつもりだった経費入力が未着手。今年の申告は絶望的。
タバコも酒もチョコレートもスマホいじるのもゲームするもしないも胸先三寸。身の回りが胸先三寸だらけで、胸先三寸のラッシュに溺れて身を持ち崩すのが普通の人間のすることなんじゃないかとおもう。し、そこを統制して立派な事を成し遂げるというのもいいけど、それは立派な事の奴隷であるとも言えるわな。
sskのじいさんとのおしゃべりは愉快。どうして年寄りってああも底の抜けたようなトークをするんだろうか。しかも仕事の仕方が狡い。年寄りを活かして、実務をベッタリと他人に擦り付けながらして、愛嬌もまた忘れない。漫画の中のキャラクターのようで、なかなかのもんだよ。ただ、役員会の出欠の条件の事など俺は知らないけどね。
松本市は寒かった。清里はそれをはるか凌ぐ極寒。寒過ぎて眠れない経験は初めてかもしれない。もうあそこまで寒いと、ロシアとか、北極とかとそんなには変わらないんじゃないか、と。そういうことのために、相変わらず発熱が続いてるわけだが。
ともあれ推薦した人物が無事に内定。よかった。心から。しかし話はこれからだ。
原稿もらわないと作りものが作れないくせに、指示がないと動かないくせにクリエイティブ名乗る会社が多過ぎやしませんか。安い発想にさらに安いデザインに相当薄ぺらの内容載っけて真偽怪しいPVを語って、それでマーケティングを名乗る会社多過ぎやしませんか。
と。いつもは息を吐くように文句ばっかり垂れてるんだけど。極たまに殊勝なことを思うとこもあって。
こんなに全部やらせてもらって光栄だなおいと。販売みて、コンプラみて、コーポレートみて、広告みて、プラニング描いて、構成かいて、原稿書いて、発注かけて、進行管理して。それでなお収まらず、もっとを期待されて。撮影を望まれ、デザインを望まれ、ライティングの深さを求められ。目標の立案と、そのためのアクションプランと、予算提示を求められ。これは(考えようだけど)素晴らしいことだよね。
だがしかし。自分の時間が足りないと感じてしまう。一番冷静で、一番快適で、一番頭が回り、一番身の熟しの良い自分の時間。ある程度抑制しているけど、突き詰めると、ここは譲れないんだよな。仕事は嫌いじゃないし、集団生活も、団体行動も嫌だとは言わない。消化試合も厭わない。が、調整をして鬱屈としてポテンシャルを出しきらない他人との時間に捕われて自分の時間を過ごせないのはすごく辛い。ワンフォーオールは頑張るけど、オールフォーワンは最初から鐚一文期待してないひとって結構多いとおもうんだよな。ていうか見てる限り「ワンフォーオーフォー」とか言う人の殆どは、オールフォーの比重がめちゃくちゃ高い人なんだよな。
すっかり忘却の彼方にあった定期の検査と定期の診察のため、日中病院へ。MRI の結果から3ヶ月経った今も患部に変化はみられず、どうやら事なきを得たみたい。次は6ヶ月後。
そんなこんなで。またも都内に降雪。日がな一日降り続けて、夜半には 20cm ほどの積雪。こんな日に流石にスーツってわけにもいかず普段着で出動していたので助かった。こないだ作業用に手に入れたアイリッシュセッターが間をおかず活躍。
2月末へ向けて、小忙しい度が急上昇。イベントの準備。当日の撮影。イベント後を見越した流入受けの仕込み。空撮。それに確定深刻。ほんと深刻。しかも Phantom 2 かとおもいきや Spreding Wings S800 路線とは・・・けっこう真面目に安全に配慮だし、保険への加入必須なんじゃないだろうか。