自宅用のNASに、Synology DS214 を運用スタート。
Synology から提供されている DSM という管理用のダッシュボードと豊富に提供されているアドオンを使って、なんでもできる。けどなんでもできるようになるには、それなりに知識とコンフィグが必要なので、まだ十分にはできてないけど。
製品を開封して、ケーブルを2本繋いで、電源ONする。その後に「find.synology.com」とURLを打つと勝手にLAN環境の製品を見つけ出してくれて、その後簡単な手順を踏むだけで基本的な準備がスルスル進む。凄いもんだ。
ブラウザー(safari)でfind.synology.comを入力すると、こんな感じで製品を自動的に検出。
HDDがバックアップされてるか云々、ということ。真っ新のHDDなので気にせず次へ。
DiscStation Manager(DSM)をインストール。製品パッケージにCD-ROMも添付されているけど、最新版が使いたいので、DLインストールを選択。
admin のパスワードを求められるので適当なもので入力。とりあえずここではパスワードを飛ばしても問題ないかもしれない。逆にパスワード入力するなら、手元に控えを。
一見エラー画面みたいなインストール直前の警告。気にせず実行。
DSMのインストールが完了すると、こういう感じのダッシュボードへのログイン画面。
ここまでの一連で、基本的なインストールは完了。なんというお手軽さ。
で、ここから先は、とりあえずいろいろなサーバーの設定、パッケージのインストールを行うことになるのだけど、その前にひとつ。
DiskStation は自宅LAN内でMac やWindowsからファイルサーバーとして普通にアクセスできるほかに、外部のネットワークや4Gからも一部の機能を使える。たとえばそれはクラウドサービスだとか。で、この外部ネットワークからのDiscStation にアクセスするためにDDSNという機能が提供されているので、これをさっさと有効にすることが肝心。
DDSNを有効にすると、QuickConnect ID とDDNS ホスト名なるものが登録され、利用可能になる。これで外部のネットワークからの自宅のDiscStationへの接続に必要な取り次ぎを Synology が(またはその他のサービスが)行ってくれる。DDNS の 登録/利用状況が MyDS センターというアカウント管理の URLで確認できるようになる。
そんなこんなで。自宅のiMac はじめとるするローカル接続のPCはもちろん、iPhone から、外出先Macから(おそらくWindows機も)自宅のサーバーへアクセスすることができるようになった。
DiskStation をファイルサーバーに見立ててファイルの上げ下げをするのはもちろん、HDD容量分の自分専用クラウドストレージ(バックアップ機能付き)として利用するのもOK。また、サーバー上のメディアファイルを巡回して、メディアセンターとして使用することもできる。もちろん必要なアプリは、AppStore やSynology のwebサイトから無償でDLできる。
そんなかんじで、不慣れな手つきで NAS を稼働スタート。わが家の場合は静粛性や使い勝手やルックスなど勘案して、Synology 製品にしてみたけど、WesternDigital MyBook Live Duo でも、Transporter でも、Buffalo リンクステーションでも、どれでも良かったんだろうなとは思う。
とにかく、脱クラウドサービスが嬉しい。
Synology DiskStation DS214 NASサーバー SOHO・SMB向け 多機能2ベイ 日本正規代理店品 CS4498 DS214