そう。ICONが壊れたもんですからね。
つぎなるBluetooth ヘッドセットが絶対に必要ということで、Apple Store アプリ経由でERAを購入。2日後に自宅に到着。
ERA の本体サイズは ICON より飛躍的に小型化。仮に ICON が親指だとしたら、ERA は小指ほどという感じで。なんとも半端な例えでもうしわけ。
ICON で特徴的だった外観デザイン、これは ERA になって一気に可愛げなくなった。グラマーだった部分が各所削ぎ落とされて、棒状になってしまった。残念。
耳への装着部分については、イヤーチップ形状が大幅にかわった。ICONではただの正円のイヤーチップだったところが、ERA では耳の耳介に沿う形状のヤツに。シリコン製。この手のは初めてでちょっとどうかなと(いまだ)懐疑的。
少し試してみて思うに、この耳介イヤーチップのいいところは、ERA を確実に適切な位置と角度に固定できること。特に骨伝導関係があるので通話のときには有効なんだとおもう。また前のICONの正円イヤーチップでは下向きに傾きがちだった。まあそれでもべつに気にしなかったのだけど、今回のは耳介に接する面が増えるので、強く押し付けてるという訳ではないけど、結果として本体がグラつくということがまるでない。顔の一部のようにビッタシ固定される。ジョギング中でも全くズレないとおもう。バスケしてもズレることはないとおもう。
というわけで装着感は前進したのだとおもうけど、一つ、問題に気がついた。イヤーチップ自体が右用・左用と形状を持ってしまっているので、耳の痛みや疲れに応じて左右交互に付け替えることはできない。右用イヤーチップを装着してる限りは絶対に右耳でしか聞けないってこと。ICON の時には、通話しながら、音楽聞きながら右に左に好きなようにしていたので、この辺が少し苦痛。またICONだと右と左と問わず、開いた手で開いた耳に突っ込むという気軽さがあったので、一段カジュアルでなくなった。これはなかなか問題。
音質はどうか、というとICONと比べてということなら確実に向上した。とおもう。ほぼ間違いなく。でも言ったって所詮は Bluetooth。所詮は片耳でのこと。もし音楽リスニングを前提に音質のことを気にするのであれば、この向上は言って騒ぐようなことじゃない。まえよりも多少マシになった、ってだけのこと。2,000円くらいで買えるよなイヤホンには追いついてきたかもねとかそういう感じ。じゃあ2,000円のイヤホンでいいじゃないのヨ・・・ということで言うと、やっぱりコードレスの利便性はなんとも代え難い。コードレスただそれだけでクールであるからして、これでいいのだ。
ERAの使用を始める上でのセットアップはICONと全く一緒。箱から出して、ボタンを押しながらスイッチをONして、iPhone とペアリングをすませる。それで直ちに使える。ペアリングを消すときにはiPhone 側 Bluetooht設定から。そしてまた複数台の機器とペアリングできるので手持ちのPCともペアリングをすませておくべき。
ERA内のソフトウェア設定、これまたこれまで通りJawbone のウェブサイトへアクセスして、MYデバイスから。設定内容もICON通り、従来通り。ちなみに Jawbone のヘッドセットではナビゲーターの声を選べるんだけど、漢なら BOMBSHELL 一択。一択しとくメリットとしては新品なのに「よお、久しぶり(オマエ一回壊れたよね)」的な気分になれること。
それからERAと連携して使えるiOS アプリが配布されてる。これはBluetooth スピーカー Jambox とも共通のアプリなんだけど、プレイリストを再生したり、ラジオを流したりそういうことができるインターフェイスになってる。そういう付加価値向上をいつのまにかしていたんだなと、今回の買い替えで気がついた。いっそのことイコライザーでもつけてくれたら小躍りするところだったんだけど、残念ながら、そういうのは搭載されてなかった。いまのとこはオマケのアプリってことで。