ネットのニュースで見かけたはなし、なんでも Apple が Aperture の開発を止めてしまうことが発表されたそうで。この間 Aperture 一辺倒で現像とファイル管理をやってきてた我が輩としては、ちょっとした衝撃&ちょっとした失意。はやめに Adobe LightRoom なり、CaptureOne への移行準備をせねばなるまい。
信じて投資してきたソフトウェアが開発終了するとは、哀しいね。
連れが会社やめるってよ。
となればそりゃもう、応援するしかっ!あんめえ! おもしろおかしい夢を抱いてネクスト・ステージを選べばよろしい。雇われだろうが、そうでなかろうが、かまうもんかい。
それから、1ヶ月なのか1年なのかの暫くの暇を使って、しっかりなにかやって欲しいぜ。職業上のことでもいいし、個人的なことでもかまわない。デザインでも写真でも書道でも旅行でもなんでもいい。とりあえず、日本縦断でもしてみたらどうだろうか。
仕事的には、今週はとんでもない日々だった。あーおどろいた。あーしつぼう。
あの件もダメ、この会社ももダメ。あの件も嘘。こちのヤツも嘘。進行管理者に IT の知識経験がまったくなくまた同時にその不足を補うセンスも努力もないのに、進行管理費を請求してくる会社。相当の費用・時間を費やした新聞広告に期待された成果がないことについてブランディングに論旨をすり替える会議。モノが会社だってのに運用の楽さと仕事を増やしたくない願いに囚われた感じ。強く薦められた能力の足りない発注先への発注につきあったにもかかわらず今となっては強く薦めたという事実を忘れてしまった経営者。原稿集められない、ライティングできない自称マーケティングメンバー。
ああ、そういえば今年、大凶のおみくじ引いたな・・・
「プロジェクト」というのは、原則として「公平に見て 100% 失敗する事柄」につけられるラベルだ。プロジェクトは、海図と羅針盤のない航海であったり、道筋と方法が判然としない山登りであったり、武器と兵隊のそろわない戦であったり、1M×1M×3M の石を15万個積み上げてでっかい三角形を作ってみるだとか、そういった類いのものだ。「海の向こうにジパングがある(らしい)から、行って、金塊を持って、かえってきてくれ。」そう、言うのは言えるのだがその方法については任せるとういうようなミッションを、他人に割り付ける行為の大義名分が「プロジェクト」なのだ。君の力を見込んでプロジェクトを任せる!と言われたらそれは「失敗を押し付ける」という風に理解するのが大人のたしなみといって相違ない。万が一、という言葉の通り 0.01% の確率をもって、成功したとしても率直に言って別になにも報いはない。持ち帰った金を幾ばくかかすめとるというくらいなのであって、頭脳を駆使してなした功で給料と地位を奮発する経営者など居やしない。元来経営者というのは人並み以上に、臆病だし、他人に金をくれてやることを最も悔しいと感じる自分だけが得したい生き物なんだから。累計的に。という、よたばなしはどうでもいいとして。さて。ところで。
君は、なんで今度のプロジェクトに挑むことにしたんだい。