シグマ DP2 Quattro のことを気になってる、正直。
ヨドバシ・アキバでさわっちまったんだから。
ヨドバシアキバで出会ったDP2Q 展示品は、DPの展示品であるにもかかわらず、ちゃんと電源が入り、ちゃんと動作してた。なんと壊れてなかったんだ。まったく信じられない。
まともに動くとなれば、それでもどこか壊れてるんじゃないかと疑いつつ、少し使ってみる。
まずフォーカス、早い。普通のコンテジのよう。つぎに画像の保存。目覚ましく早い。まるで普通のコンデジのよう。そして液晶。きれい。まるでふつ・・
実際、発売以来ネットで出回る試写作もどれもこれもが、とてもいい雰囲気。しっかり撮れてる。
基本的には解像感への好評がほとんどなんだけど、そっちは個人的にはそんなにどうでもよく、何がいいって、色がいい。絵の雰囲気がいい。
率直に言って1世代前の Merrill はホワイトバランスが破綻してる、と個人的には思ってる。Foveonなのに、色が破綻するって、どうにもこうにも本末転倒。ファームウェアアップデートに期待したりもしてたんだけど一向よくならない。だから最近ではMerrill についてはモノクロに走ってる。こっちはすごくいい。
といったように Merrill への不満もその背景にありつつ、今回の DP2 Quattro は WB がすごく真っ当。すごい進化。まるで普通の・・、いやそれ以上に良さそうに思う。
ただし、だ。持ち歩き、構えるには、相当恥ずかしいあのルックス。ルックス!
ルックスがなー、変質だもんなぁ。アーア、オレに勇気さえあればなあ。