タイトル通り。
なにかを、お気に入りのGRで撮る人。
しかし、手にした道具を気に入ったときの充足感たるや素晴らしい幸福感がある。そのことを身を以て味わってくれているんだろうとおもうと、見てるこちらもうれしい。
特にフォトグラファーにとって、得心ゆく写りというのはそうそう得られるものではない。それはたとえお気に入りの道具であったとしても、100に1000に一度ほどしか手応え感というものは得られない。
だからこそ、その1/1000に惜しむことなく大枚をはたいてしまう。1/10000に立ち会ってほしい道具は限られるから。惜しんでなどいられない。
だって、いつであれ、どこであれ、報酬のある仕事であれ個人的なスナップであれ、1/1000のチャンスはいつやってくるか、そんなことは人知を超えて予測がつかないんだから、ただ人は備えているしかない。