ぬくぬく安穏したい摩耗しきった気分のその脇で、出鱈目に焦がれる自分がある。おおむねどの人もそういうところがあると思うんだけど、僕もまたその一人。
それでだからなんだってことを考える。二つの選択肢が並んだときに、より高いバイタルが必要とされそうな、危険そうな、答えが不確かな選択するってこと。
その選択ができるかどうかは、適量の安全への無関心。消耗したって、底をついたって、失敗したって、意味なくたって、いいじゃないの。
勤め上げる方面の人とそれを勧める人にいいたいのは、安全への関心が高すぎて丸まり過ぎてやしませんかということ。安心の湯に浸って、それでそれがいったい、なんなの？暮らしの安定は大事だけど、暮らすことが生まれた目的なのかい。
ニートの人とそれを勧める人にいいたいのは、とんがり過ぎってこと。とんがりすぎて品定めが度をこして、結局なにもしなきゃロックでもなんでもない。やることないって言ってるすべての時間は、ただロールばかり。
数年に一度職を変えてる人とそれを勧める人、これは何か自分の中にミッションをもってるってことだとおもう。格好いい。けど大半の安全派から訝しがられるので、気をつけて。あと転じることは目的じゃないし、自己成長も目的にはならないはずなので、そこを見失わぬよう。
資産家・投資家の人とそれを勧める人。下衆の勘ぐりで半歩先回り狙いの投資するより、きったはった投機するより、描く未来の方角に対して信じれる内容に掛けることができたらいいね。小銭転がして損だ得だとやってるんなら、パチンコと何も変わらないよ、それが目的なのかい？
とか。どうだって構いやしないことをおもう遅く起きた朝。小雨。
おはようございます。
