遡ること1週間前。
iPhone6 の発売当日。ソフトバンクからの連絡は、依然として、こない。
予約開始の日、ソフトバンクのオンラインショップで、大きくない方のiPhone6を予約した。このときにSMSで返送されてきた「であろう」予約番号は何故か手元にはない。手違いで削除してしまったかもしれないし、なにかシステムの具合が悪く送信された無かったのかもしれない。どちらでもいい、とにかく予約をすませたままに予約番号は無い。まあいい。
予約番号なるものがあることすらも知らず、予約完了した体で数日を過ごす。発売日前日、ネットがざわついてる。購入についての確認メールが来ないとかどうとか。。そもそもこちらは予約番号すらもない訳で。予約者向けにあるらしい予約ステータス確認サイトにログイン、ということすらもできず。
iPhone6/6Plus 発売前日。銀座で飲んだその帰りのアップルストア前は長蛇の列。列が長過ぎて最後尾が京橋まで届く勢い。笑えてくるほど、長い列。
ときに製品。今回、なんかつったらビッグウェーブに乗る意気込みの人たちが在庫を貪るシナリオになっている iPhone6 plus は獲得が大変そうだけど、小さい方なら、直ぐに順番が回ってくるような気がするのでソフトバンクの連絡をおとなしく待ってようかしら、など思う販売開始の翌日。
発売後2日目。近くのカメラのドイ的な家電店。覗いてみると在庫に余裕。ドコモはPlusでなければ色・容量とも選べる状況。au もまた色・容量が選べると。ここで我が相方ちゃん、突如のナンバーポータビリティ動議を発令。もう、耳を塞ぎたくなる罵詈雑言でソフバンをクソミソに言う、いう。勢いに気圧され、こっちで局所的に発生したリトルウェーブに乗ってみることにした。ちなみに相方は、自信満々で道に迷うタイプである。
幸い近くにauショップがあるのでナンバーポータビリティについて教えてもらいつつ在庫チェック。こっちは在庫がもう底をついてて、再入荷まで1週間程かかるという。さらに最寄りのdocomoショップへ。こちら、在庫に余裕ありで来店客もまばらな状況。詳しく聞くと希望のスペースグレー、64Gbあり。この間の接客品質もエクセレント。よし!というわけでここで手を打つ。iPhone 3G以来6年間世話になったソフトバンクからドコモへ移籍。電話番号の移動だの、基本契約の説明だの、付帯サービスの案内だのなんだのかんだの含め約2時間程時間がかったけど、なんとかその日のうちに iPhone6 とSIM発行と済み、無事に開通。
ソフトバンクからドコモへの転籍は、一概に在庫状況だけで決めたわけじゃない。オンラインショップ予約の処理のまごつきもそうだし、店頭の接客の品質もあって、質の低さに辟易したところがある。だからキャリアを変えた。
今更 iPhone なんか珍しくも有り難くも何ともない。6年前のイノベーションの遺物でしかない。だからこそ。何を基準にキャリアを区分けて、選ぶのかが相対的に重要性が増したようなところがあるとおもう。僕らの場合にはキャリアの対応品質や通信品質の価値で選択した。他の選択基準もあるのだとおもう。
ちなみにドコモでは、iPhone6 の契約手続き完了後に、10分ほどスタッフと一緒に端末初期設定を行う流れが用意されていた。ファミリー向け、高齢者向け、そしてカスタマーサポートコスト低減の目論みで行われているこの手順は初めての体験。自分には必要ないサービスだけど、でも、あっても構わない。それにこれを提供する為に基本料金が高額かといえば、そうでもない。いろんな名前があるだけで主要3キャリアの提供する料金には実はそんなに違いはない。
そうやってリトルウェーブに乗り、期せずして6年ぶりにドコモに戻ったら、「おかえり割引」的なものが適用されることになった。本体価格を極わずかに抑えてiPhone6を手にすることができた。嬉しい。
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