iMac Retina 5K ディスプレイについて。
もっとも驚きを感じるのは、デスクトップが広大だということ。広い、ひろい。

Mubz snap iMac Retina 5K

たとえばウェブサイトなら、横に3つ並べて表示できるし、コンパクトなサイトなら縦スクロールも出ない。夢のような広さ。

Mubz snap

たとえば写真ならなにはさておき一覧性、これがすごい。Aperture でいえば1画面あたりで19×11=209点を一気に表示できる。200点って、もうこれは一時で見切れない数、読み取れない数。これだけをいっぺんにみれる。また写真1点についてはcanon eos5d のrawデータ5616*3744を概ね100%に近い表示で観て、編集できる。このあたりの「広さによる恩恵」はなかなかのもの。質的変化は量的変化から生まれるを地でいく感じかとおもう。

願わくばもっと広くしたい。けどそうでなくても今市場で選べるなかでもっとも広いのがこれっていう納得感が得られるのはなかなかのもの。
とにかく一覧性がすごい。マウスの走行距離も相当だなとかおもう。文字が小さくなるのは難点だけど、画面が27インチもあるし目とモニタの距離次第だとおもう。ちまたで言われるほど、文字が小さいことは問題にならない。

で、液晶が美しい、奥行き感が云々に関して。確かに液晶は十分に美しく表示する。だけど、みなさんが見慣れているiPadとかiPhoneとかのRetinaと質的な違いは感じられない。もちろんiPad Retina の画面がその品質のまま何倍にも広がっただけでも十分すばらしいことなんだけど、それで何か感動があるかというとそうでもない。Retina感動云々しているひとたちは、なんというか、一時のパッションで感想を述べているのだとおもう。精緻な描画が普通になる、というだけのことで、精緻な描写によって、見えない世界が見えるか、考えられない新しい世界が広がるかというと、そんなわけはない。緻密化というのは、元データの情報量にもよるのだから、当たり前なんだけど。あえてこうやって書くのは、過剰な期待、誤解がないようにという願いから。

んで、実用関係での肝心、メモリ関係。今回 iMac Retina は吊し状態で購入したので、初期状態は4Gb*2本。これに自分で購入した8Gb*2本をさして合計24Gbで初通電を迎えた。マシン負荷の高い動画編集などするでない自分としては、とりあえず今のところは24Gbで十二分。デザインとか動画とかEPSとか重量級の素材関係を多く扱うとかいう人は、メモリは、もちろん多ければ多いほどよろしいのだろうとおもう。この辺は従来通り。

そんなこんなで、iMac(Retina 5K, 27-inch, Late 2014)、たいへんいい具合です。たいへん気に入ってます。到着から2日目の感想として綴る。

APPLE iMac Retina 5K Display 27 (3.5GHz QuadCore i5/8GB/1TB Fusion/ AMD Radeon R9 M290X) MF886J/A