最近、欲しいカメラがないなーと、げんなりしていた頃合いだったんですよね。
という最中、開催中の展示会 CP+ でシグマからサプライズがあったみたいですね。
想定内の DP3 Quattro とそれからまさかまさかの DP0 Quattro。

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DP3 Quattroについては、事前からの発表通り35mm版カメラ換算75mm相当。このDP3にオプションで、90mm相当になるテレ・コンバージョンレンズ FT-1201も発表があったらしい。これはミニサプライズ。

で、大玉のサプライズが DP0。これは思ってる人は思ってたのかもしれないけど、予想のはるか斜め上でしたよ。なにか異質なジョークなのか、エイプリルフールなのかと勘ぐったくらい。
DP0は、14mm F4 レンズの設計、35mm版カメラ換算21mm相当ということ。高解像の三層センサーで、何がしたいって、コレ(広角風景)がやりたっかったんだよって人(ニッチ)は相当数いるんだろうなと。

写真下手をカバーできるということで自分は中望遠が好きで、かつ Merrill 持ちの自分としては、DP Quattroシリーズは見守りにはいってた。DP3まで出たら考えようと思ってた。だから75mm相当のDP3に90mmのテレコンコンビはなかなかにヨダレものなんだけど、これを上回ってDP0。もう言っちゃいますけどアホみたいなルックスのDP0。当初から変態変態といわれていたQuattroシリーズの中でも、変態の度が重症化したDP0。

個人的なところでは、実際の話、一眼(EOS5D)で広角単焦点はほとんど買いあさってなくて、それはなぜかというと、広角側って難しいから。まず構図がね取れません。それに特にユガミガーとか気になる。かといって現像時にレンズ補正もかけないし、さりとてトリミングなどという愚行は断じて受け入れられない。それでもし次広角レンズ買うなら、Distagon2.8/21mmか、もうチルトシフトかという状況でした。そういう意味では、センサーとレンズをパックにして設計を煮詰めて最適化したしかもフルサイズではなくAPS-Cサイズの機体ってのはすごくいいのかもしれないな。などとまだ価格もスペックも撮影サンプルも出ていないこの変態カメラに心揺らせている次第。

ここ最近コンデジ側に関してはおとなしい印象だったシグマだけど、今回の発表で再び、本当にこの会社は面白いところ出してくるなとおもう。もう中の人たちは単に遊んでるんじゃないだろうか、と。素敵だな。

2015.02.10 SIGMA dp3 Quattro 発表
http://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=798

2015.02.10 SIGMA dp0 Quattro 発表
http://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=797

SIGMA デジタルカメラ dp1Quattro FoveonX3センサー(APS-Cサイズ)搭載 有効画素数2900万画素 930585