ピーターの法則(ピーターのほうそく、英: Peter Principle)とは組織構成員の労働に関する社会学の法則。
能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。
時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。
その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
この法則ね。法則とまで言われてるわけだから解りきったことなのに、もはや常識といっていいのに、それでも改善策が打たれないとは何事なのかね。この法則、現実社会ではほんっとハメ技的に効いていて、壁際に押し込んでからの下段小キック連打、からの昇竜拳並なんだ。
この法則では、有能がランク上のステージに上って無能になるという風に描かれているのだけど、実社会はそれだけではなくて、組織のトップが脇に無能を置くことを好む、なぜなら無能な人に目をかけてやるのは楽しい娯楽だから。そしてまた有能に脇を刺されるのを恐れるから、という側面もあるけどね。
しかしこれは別角度から言うと無能くんには朗報ということ。無能のまんまでホゲーと暮らしていても、いくらでもチャンスはあるぞ。やったね!無能のひとよ。