2015年も終盤ですが、面倒事が生じて、ワタついております。
流入関係のマーケティング分析を深掘りしてたら、色々とよからぬ真実が浮き彫りになりましたので、これをガラスの十代よろしくぴかぴかのガラス張りケースに展示して差し上げたところ、利害ある各所から鼻つまみ扱いやら、絶賛の声やら、いろいろいただいています。
私のつたない個人的経験からいってですが、分析をしない者にPDCAなし〜PDCAなき者にグロースなし。グロースなきところに閑古鳥。ということですから、仮説立案と実施と分析と検証と・・・云々をやり続けるしかなく天より与えられし使命を全うするのみなわけです。
と、そんなアダルトチルドレンの逆さまなような、チャイルドアダルティな真っ直ぐなメッセージ性が様々波紋を呼びまして。建設的で他力本願の普通なアダルト各所において本取り組みに関するポジティブな誤解が生じており。
積極勢からは、「マブさん、経営企画で力を発揮してくれよ」とか「CRMでやってくれよ」と色々お誘いをいただいてい困惑。とはいえ透明化に対してアンチ派のみなさんへは既にこちらから決別を提示し、無事認めていただけたこともあり、それはそれで自由にさせてもらって大変ありがたいことではあるのですが。どちらにしても、誤解を素地とした舞台上で踊るのは、さらなる誤メッセージを発信する感じがして、なんだか全く気乗りがしません。
根本的に、マーケも経営企画もCRMもなにも、それぞれの根幹に別というものはないわけでして。肝心の着想はただ一個「状況が解ってない人に企画を預ける」ほどのハイリスク・ノーリターン経営は、昨今の厳しい経済状況下では、選択肢に無いわけなのです。もっと卑近にいえば、昏睡、酩酊、前後不覚、さっき起きたばかり、ばっちり極まってるような類いの人を捕まえて、彼に戦に勝つ方法を聞き出そうとしますか? ってことです。当然、んなこたない。ですよね。
もうひとつえいば、調査結果も、分析結果も、企画も、ただそこにあるだけではもちろん用を成さないのです。よく興味を持って、よく理解され、よく実行されてはじめて、長期利益や競争優位の足しにもなろうというものです。興味関心薄い文化圏、実行の意欲とスキルに乏しい体制では、何をしても無駄とまでは言いませんが、かなりのパワーを要求されるというものです。そしてこのことへパワーを裂くよりも、手短で思いつきで一過性で当てずっぽうな施策をかこんでヤンヤ楽しくやるほうが超短期視点の現実路線においては実益に効果的だったりすることもままあります。
そんなこんなあって、異動してみると意味があるかといえばそうでもなく(皿の中の料理を並べ替えてみても料理の味は変わりませんよね)、さりとて異動したとして仕事の本質は変わらないわけで、むしろ異動しようがしまいが守備範囲だけは増える一方じゃねえか! という何にせよな苦境も見え透いていまして、さてどうしたもんかなぁ・・・と思案中です。
前向きな段取りを検討するも、まだ光明見えず、むしろどう始末をつけるかの方へ気持ちが寄ったりしています。
2015年も残りあとわずか。