お恥ずかし、ながら。


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2015年12月1日を目処に、少し自分の身体を何とかするプロジェクトに取り組みはじめました。いわゆる、ダンベル体操、です。アーお恥ずかし。

皆さんも身に覚えがあると思うので、胸に手を当てて振り返ってみてください。「最後に、まともに身体を動かしたのはいつですか?」

私の場合、高校生の体育の授業が最後でしょうか。しかも 16、7 歳の高校3年生の頃にはもはや登校していたかすら怪しいわけで、下手すりゃ15歳が最後でしょうか。仮にそうだとすると、ざっくり勘定して20と余年間以上もの長きにわたり、まともに身体を動かしていないことになります。人生の半分以上です。酷い来歴です。
そりゃあ、階段をちょっと登れば息が上がります。上がった息はいつまでも平常に戻りません。それだけじゃなく、精神衛生上の不利、たとえば集中力の衰退や、持続力の減衰、やる気や好奇心の退化、果ては自信、余裕、勇気、そして思いやり・・・と、なんか色々なものがしぼんで行くのではないか、あるいはそのことへの恐怖をも感じるこのごろです(若干ノイローゼ)。

まあ、そこまで考え込まないにしても、通常言われるところの「身体が資本」だの「健康第一」だの「心技体」だの「知行合一」だの「生きてるだけでめっけもん」だの「黒ごまエキス配合」だの「登山家も愛飲」だの。
精神的な側から眺めてみても、その所有する身体の各所が順調であるに超したことは無いのです。そこは考えたり、迷ったり、否定する必要が完全になくて、ある意味で楽チンです。よし鍛えよっ! それだけです。

で、ありがち発想で「ではではジムにでも通ってみますかね・・・」と自宅最寄りで何件か見繕ったりもしましたけど、なにせ、費用がかかりすぎますし、加えて「きっと行かなくなりそう」感が満載です。に、つき。意を決して、マイ・ベンチシートとマイ・ダンベルを自宅常備することにあいなりました。こっちはそれほど高額ではないですね。3万円も準備できれば十分お釣りが来ます。ジム通い3月分といったところでしょうか。

で、これが意外と私にはハマりまして。
部屋に置いていてまず間違いなくクソダサい道具です。週間少年ジャンプの通販コーナーで見かけるような。
でもこのクソダサを持ってしまった以上は使わなくちゃねというプレッシャーが効います。さらにこの間「生活感の乏しい部屋」を維持してきたその禁忌を破りダサいベンチシートなんかを置いたものだから「こりゃ成果がでなきゃ只ダサいのみ」という逆恨みマインドもありつつ。約1ヶ月は続けることができています。

わたくし選手の頑張りがどこまで続くかは自分でもちょっと解りませんが、ここ1ヶ月くらいは健気なトレーニー生を演じることができていますよ。