現場に出て監督業に従事しつつ、建設物の撮影を行うことしばしば。建設地のロケーションは様々あり、ときには、かなり距離のある場所からの撮影にならざるをえないことも。

というわけで、建設業に従事する好青年から「お奨めのカメラないですか?こう、ものすげー望遠のヤツとか…」と。


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「では、ちょっとかんがえてみますね」とあずかったのものの、その後、好青年からメールで追加の要件があり。「家族も撮りたい」「サーフィンもやってるから…」「ムービーも撮りたい」と。

もうそうなってくると、ほげー、である。当初要件では光学65倍を謳うCanon Powershot SXシリーズでも薦めておけばいいかとおもっていたけど、家族写真なら、フルサイズで撮っておきなさいだといか、サーフィンならアクションカムが面白いよねとか、ムービーは…4Kでいっとくべきかね、とか。

しかしながら、シーン別に機材を変えようよというメッセージは届きづらいのを知っているので、なんと説明しようかなと逡巡。
また、もしも自分がその立場なら、4K がいけるそこそこのムービー機と、デジタル一眼とを買い揃えるところ。だけどそれだと出費の際限がなくなる(沼)ので人様にお奨めすることでもないと躊躇。

そしたら偶々顔をあわせたときに「あ、おれ、Olympus PENもってるス。あとゴープロも使ってます」と。

なんのことはない、じゃ、PEN用にマイクロフォーサーズのレンズ75-300mm(35mm判換算で150-600mm相当)のを1本追加でお願いしますよろしく。

OLYMPUS 超望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

自分で買うのだって困難を極めるのだから当然のことだけど、今回改めて、他人にカメラを勧めるのってかなり厄介な案件だとおもいました。

さて。
au/KDDIのTVコマーシャルだ。振り返ると au はこの頃のがよかったとおもう。
今上映中の桃太郎・金太郎・浦島太郎が掛け合いをする日本童話のやつは、あの様のどこの部分に共鳴したらいいのかわからない。
歳のせいか。世相のせいか。若い子たちはあれにググッ!ときちゃうのか。ちょっとピンとこない。