文字の通りパンクな話題だが、2週間ほど前から父親が脳内出血に伴う頭痛を患っている。らしい。
電話口で聞いただけなので、具体的な症状、状態はわからない。
肺がんを患い、片肺を切除してから張りのない声だが、一層弱々しい声で「頭がいたい。横になってたら痛くない。起き上がって動くといたい。金曜日に検査に行く」と。
起きて話しているのが辛そう、そのことが手に取るようにわかったので、その日はさっさと会話を切り上げた。この時点で本件がシークレット扱いであるとは梅雨知らず、直後にLINEで母へ告げ口をしたのはこの私だ。
母は怒り新党。あいつは酒を飲んでいた、だの、家族の迷惑を考えないやつ、だの。満身創痍の病人を罵りたおす。
まあまあ、そんなこと言うてやるなよと。症状悪化するわと。あんたまで倒れるわと。怒りを鎮火する合理的理由を手当たり次第に差し出す。
夫婦とか親子とか組織とかチームワークとか、そう言う種類の枠組みはあれど、起こることやそれへの反応はメチャクチャだな・・・と相変わらずの我が族を思う。
穏やかであれ。そして血圧とかに注意だ。もちろん脳内出血も。