あいかわらず。
平易な文章で、登場人物の語り口で。読みやすさこの上なく。
風景が人物が妄想しやすいことこの上ない。原田マハ。


映画文化を真ん中に、都市開発、飯田橋に九段下、名画座、出版社。社会と会社と職業と職場とキャリアあるいは引きこもりと。
それに父と母と娘と親子と家族の模様と。

なにより父性、か。
ゴウちゃんとロバートが交わす友情が涙を誘う。
「本日は、お日柄もよく」ほどではないけど、涙腺リラックス効果は健在。

合掌 マブ

追伸、映画好きの嫁ちゃんは必ず読めちゃん(駄)