2018 年10月。その容量の上限を迎えつつあることはもちろんとして。だ。


drobo5n2

2010年8月の利用開始から丸9年!にもなるDrobo(Gen2)が、機種トレンドとしては間違いなく、そしてまだその兆候は見られないものの故障リスク的にもそろそろ限界なんではなかろうかと不安を覚え、今回自宅のサーバストレージ環境を見直すことにしました。9年の長きにわたり一度のトラブルもなくデータを保護し続けたdroboはとても素晴らしい。

期間:
Drobo (Gen2) : 2010年8月→2018年10月 ※まだ使います
Drobo 5N2 : 2018年11月→???

さて、だ。見直すと言うことにしたが。
今後を見据えて今選ぶべきは何なのか。

外付HDDか、RAIDか、DASか、NASか。
バス規格で言えば、世間一般ではUSB3が主流。Mac界隈ではThunderbolt2やThunderbolt3と。そして我が家だと iMac は USB3.0 もしくは Thunderbolt2、Macbook は USB 3.1(1口)といった具合に、接続の様式がいろいろあって、将来的に、今はまだない規格がきっと色々あって、どれがいいのか考えるのが面倒になってしまう。
かたやデバイスはと言えば、iPhone や iPad が利用時間ベースでの主流となりつつあるワタクシトレンドである。えーいいっそこの際!デバイスを問わず接続規格を問わず、ネットワーク経由で利用できるNASが最も良い選択ではないだろうか!と悟り(割り切り)。

価格や機能性それに付帯するアプリなどいろいろと迷いながら、HDD5スロット搭載のDrobo 5N2を採用とした。実は今すでに使っているSynologyのNAS DS214 もとっても便利で、そちらの上位機種 DS918+ あたりも検討したのだけど、武蔵小杉で暮らしていた頃からこっち9年間、外付けHDD(RAID)として利用し続けてきたDroboが、たった1度の故障もなくやってこれたこと。そしてまた、中身HDDも特にトラブルなくやってこれたことを高く評価してのDrobo採用。

そんなこんなで。
今後、我が家の主なファイルサーバーはNASなのであり、言うまでもないが、それはつまりファイルアクセスがネットワーク越しということ。さすれば読み書き速度の面で不安を抱かないではありません。
が、此の期に及んで大容量ファイルをシャカリキにあっちこっち移動することは考えづらいですし、モバイルルーター越しやインターネット越し、クラウド越しで、そこそこ大きなファイルサイズを取り扱うことも特にストレスになっていないので大丈夫でしょう!とタカをくくっています。

なお、今回のDrobo5N2の手配は個人輸入の定番B&Hです。価格は購入時現在で $499、¥56,300ほど(プラス関税3,500円)でした。国内手配より随分安いと思います。ついでで、Samsung 250Gb 860 EVO。同店舗のレコメンドに誘われるがまま手配しました。

今回の材料;
・Drobo 5N2
・Samsung 250Gb 860 EVO SSD
・WD BLUE 5400rpm 6TB *3
・イーサケーブル5M、3M、1M*2

これでまずは実行容量12TB(計18TB)のRAIDを予定です。
HDDスロットにが空き2つ残しで1スロットあたりのHDD上限は12TB、5スロット活用で最大48TBのスペースが確保されるので当面は容量不足の不安とはオサラバです。

Drobo の基本セットアップ手順はとても簡単。
1.梱包から本体を取り出し、
2.底面に SSD を挿し、
3.正面から HDD を挿し、
4.裏面に LANケーブルを挿し、
5.同じく裏面に電源ケーブルを挿し、
6.PCに当該バージョンの Drobo Dashboard をインストールし、起動、
7.Drobo 本体裏面の電源ボタンを ON
8.本体が初期構築ぽいことを勝手に初めます。
* 本体下段の容量ゲージの青色LEDが一向に点滅を辞めない場合、本体のファームウェアアップデートをすること。
この他にNASならでは、アクセス権限設定などをDrobo Dashboard 越しに済ませて実用が開始です。

さて気になるネットワーク越しの読み書き速度ですが、他の HDD 上にある 100Gb のファイルのコピーに約1時間程かかりました。これは決して早いとは言い難い速度なわけですが、一晩寝れば 1Tb の移動が完了しますから、まあこんなものでしょうと納得。