正直に言って、ここにきてもうスマートフォンに飽きてしまった、嫌気すらも覚えるところがある。スマートフォンのせいではなく、その使い方に起因して。
スマホ中毒気味な自分に腹立たしい。なんだかいい歳のおじさんが、何処か行くとか・何もしてないとか休憩するとか・寝に入るとか、そういうときにいちいち iPhone を握りしめてるのってダサくないすか。無いと不安でやんの。
スマートフォンというジャンルとしてもそうだし iPhone という機種としても、どちらにしてももうユーザーに驚きを与えてくれる革新的なことはなーんにも期待できない、ズブズブの倦怠期だからということもある。ワクワクのない、暮らしの変わらない買い物なんか、何で構成されてるって、せいぜい必要悪くらい。
それでもね。今期は我が家で恒例の、2年に一度の乗り換えタイミングなので、一応乗り換えます。上で描いたとおり進化やジャンプへの期待は特に何もないまま、単に CPU をアップグレードするという類いの買い物。
今回2種類発売されるうち小さな方の iPhone6。これでも従来の iPhone5 より若干画面面積が大きくなってるので、それで十分。Plus はバッテリー容量が大きくて、カメラが光学式手ぶれもついているけど、上に描いた通り iPhone 依存したくないのと、それに写真だってちゃんとしたカメラで撮るもんで、迷う事なく消去法。iPhone6 Plus が横向き対応するだとか、iPad の代わりになるのならないのそんなの本気でどうだっていい。一ミリだって心踊らない。何より大切な基準は、ポケットに入らない。そんなの不憫すぎる。大きい画面は、老眼向け。それでいいじゃないの。
「国内で iPodTouch が発売されて、それから iPhone3G が発売されて、革新が席巻して、Androidとの競い合いあがあって、スマートフォンが普及してって、アプリだ、SNSだ、YouTubeだといって、インターネットサービスが常に手の中にあるライフスタイルがごく当たり前になって、そういう一連をふまえて、もうなにも新しい企画が挑戦がなくなった老衰しつつあるジャンルの、毎年恒例の、過去に敷かれた道の延長線上を無気力に歩んでるだけのそういう位置づけのプロダクトに、とっくに成り下がってるんですよ」というワクワク・リダクションなメッセージとして、このコマーシャルのトーンもあながち間違いじゃない気がする。
てことで、iPhone6・グレー・ディスク容量64Gbをソフトバンクで予約。
いつか帰ってこい、ワクワク感。
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