僕は物持ちがいい。
スーツだって、靴だって、バッグだって、バックパックだって。基本的にながーく使うことにしている。
だけど今回はダメだった。


macbookair2011

2011年製MacBook Air 11inchを愛用してきていて2018年新年を迎えたくらい物持ちがいいのだがしかし。終わりというものはいつも突然。

ある日の午後にいつものように愛機MacBookAir(Mid 2011)を開き、作業を始めようとしたら突然の違和感。
キーボードが「なんか変」。JとかKとかLとかそのあたりがなんとなく有機的にホワホワしてる。キーが押し込めない。モニターにも何もタイプされない。さらにさらに。トラックパッド。いくら撫でてもカーソルがどうもならない。トンっとタップしてもスンと言わない。なんだこれ。
ちょっと立ち止まって、落ち着いて、なるべく俯瞰的に状況を捉え直す。
あれ?これなんかさ。全体的にふっくらと仕上がってね?いーやいや、やっぱりそうだよ。上辺のFキーあたりからトラックパッドあたりまで比較的広い範囲がパンケーキ状の仕上がりじゃない? そういえば確かに蓋(モニター)が閉まらなくなってきていたような・・・

・・・金属製のボディが、歪む・・?だと

速攻googleで「macbook air 膨らむ」検索しましたら、直ちに答えにたどり着きましたとも。Macbook Airは膨らみます。Airに限らずですが、膨らみます。原因はイースト菌!ではなくバッテリー。バッテリーというものは経年劣化で膨張するそうです。通常は3年くらいを目処に、膨らんでいようがいなかろうが交換するものらしいです。僕はその辺のメンテナンスを怠ったため、パンパンのパンのように膨らんでしまったみたいです。
早速ジーニアスバー予約の電話をしたところ、MacbookAir2011はすでに修理の対象外ということでした。交換用バッテリーの在庫すらもないのだそうです。スタッフさんと少し会話しましたが、今回はなんら可能な救済措置はないということで、「モニタなどは生きているということですから、外部接続のマウスとキーボードで急場をしのいでいただくなどでデータの救出が可能かとー・・・」というアドバイスでした。まあ、そうだよね。

3年に一度のバッテリー交換を怠ってごめんよ。
ありがとう、そしてさようなら。11年製、11インチ MacbookAirよ。