20日深夜、というか21日早朝、入荷お知らせメールを受け取って即注文していた品が本日午前8時30分ごろに手元に届きました。商品は、別途書いた インケースの一眼レフ カメラバッグ。

B&H, UPS

朝の8時30 分にピンポーンときて、インターホン越しに「アメリカからでーす」と茶色のユニフォームを着た元気のいいUPS スタッフ。一瞬何事かとたじろぎますよね。だって、アメリカからでーす、ってまず普段聞かないフレーズですから。

そんなわけで、海外ショップB&H の注文手続きとUPS の国際配送サービスについて感心したから、チラッと書いておきます。


国内での商品の扱いがほとんど皆無の場合、海外のデジタル機器オンラインショップB&Hをチェックすることがしばしばありまして今回もそうだったのですが、面倒なことにB&H でさえも temporaly out stock。商品そのものの初期製造数が本当に少い場合なんかはこういう風になっちゃってにっちもさっちもいかなくなります。

幸いにも B&H では品切れ商品について、追加入荷時のアラートメール受け取り登録が容易にできるようになってます。どうしても欲しい商品についてはこれをやっておくと確実ですから、ボクも登録しておいたんですね。

そしたら数日後に商品入荷のお報せを受け取りました。21日の午前1時頃のこと。この時間、実は既にベッドに潜り込んで、将に眠らんってタイミングでしたから正直なんとも間が悪かったのですが身体と心に鞭打ってすぐさま注文を済ませました。

注文内容は、お目当ての品物 + UPS配送。前にDrobo を購入したときに住所情報などは登録済みでしたので、注文自体は5分もしない内に完了したと思います。注文を完了してから以降はとてもスピーディーなものでした。どうスピーディだったかは、UPS がオンラインで提供するトラッキングシステムからの抜粋で、下記の通り。

UPS tracking

21日の注文、24日朝8時半の受け取りということで、概ね3日で NY から東京のボクんちまで品物が届いてしまいました。待ち遠しかったけどもの凄く早いです。国内 ショップでの注文とそんなに遜色ないのですから本当に凄い。

で、今回の注文時点では、正直いってUPSの価格設定に対して「高っけーなコニャロ」て感想を直感的にいだきました。そう感じた根拠というのは、約 $190 の商品に対して、配送料が$55 くらい。商品価格と比較して商品配送料が概ね 30% 位を占めてしまいます。いや、そういう風に考えてしまいがちです。が、商品の販売価格と配送料金はそもそも全く無関係のものです。(当たり前だわな) で、商品と物流サービスとを切り分けて別個に考えたら「NY から東京まで荷物を運ぶお仕事一式 (移動交通費込み)」。これが5000円しないってわけです。これはかなり安価だといっていいです。

だって、仮にボク自身が5,000円握りしめてタクシーに乗れば神奈川までも届かない。新幹線でもまだ関東を出ない。夜行バスなら中国地方あたりまではいけるらしい。いずれも行きっぱなしの想定だから、家に戻る為には2倍の10,000円が必要になります。ま、物を運ぶのと人を運ぶのとを比較するのもまた論外なんですけど。じゃ、アンタ 5,000 円でニューヨークから商品とどけることできる訳!? って問われたら、スミマセン全然無理でしたっていう脳内シミュです。で、何かっつーと、つまるところは、全世界に物流網を張り巡らせてサービス展開している、それなりにコストも効率化してるってことを今更ながら感じましたって話です。

ただし、UPSの配達では受け取りについて結構シビアな再配達回数制限があります。

配達時、ご不在の場合は、ドライバーがUPS InfoNoticeSMを残していきます。 InfoNoticeの一番上には、配達に伺った日と何度目の配達(1度目、2度目、または最終の訪問)であったかが記載されています。 UPSでは3度目の訪問で配達を完了できなかった場合、5営業日の間、近隣のUPSセンターにて貨物をお預かりし、その後荷送人に返送します。C.O.D.(貨物代金引換)の場合は、最終配達日の同日中に荷送人に返送されます。

http://www.ups.com/content/jp/ja/resources/service/infonotice.html
そういうわけで、UPSについていうと、受け取りについての利用者のズボラはあまり認められていない感じですから、利用の際には十分注意してください。

相対的にまだ円が高いといのもあり、国際配送の充実もあり、そしてもちろんインターネットもあり、個人輸入の障壁はめちゃくちゃ低いです。はい。


Incase Ari Marcopoulos Camera Bag